母のタイムスリップ日記
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2007年12月05日(水) 足の痛み


朝 真っ白な富士山が望めた。
母が家で過ごしていた頃「富士山が見えるよ」というといつも「わぁ〜」と
暫く見入っていた。
今の母は どうだろうな?最近 家に連れ帰っていないからなぁ〜。

いつもなら 昼食中の時間だが テーブルの上は 綺麗さっぱり片付いて
おかわりとした人だけが 残りを召し上がっていた。

今日の朝食は何時だったのだろう。
母は自力で食べる時間が持てたのだろうか?

母は 安心したように私を見つめた。
入浴したのだろう かすかにシャンプーの匂いがした。

荷物を置いて手洗いをしていると オホッ オホッと咳をしている気配。
見えないけれど 母の咳だとわかる。
そばに行くと鼻水が出ていた。
久しぶりに「はなぁ〜」と言う言葉が母の口から発せられた。
手を取ると母の手が熱く感じられて 慌てて職員に「熱出ていますか?」と聞いた。
「でていないですよ」という事だった。
考えれば 冷たい風を受けて自転車に乗ってきて 私の手が異常に冷たかったせいかもしれないと思った。

テッシュを渡すと自力で鼻をかめた。

居室に誘導し歯磨き。
食べかすは 珍しくほんの少し。長いも食べたのかな?と思う。

それから トイレ誘導したが 出る気配はないので早々に切り上げた。
整髪をして 窓辺から公園を見下ろした。
車が通ったり 車から人が降りたり 自転車に乗る人 歩いている人等動くものに興味を示す。
「あれ」というので その視線の先に目をやると 決まって車が通ったり 車から人が降りたり自転車に乗る人歩いている人等 動く何かがあるのだ。
晩秋の風景よりも 動くもの…が母の興味を引くようである。

少し落ち着きをなくした母だったので 再度トイレ誘導「小」成功。
寒そうなので 長ズボン下を着用させた。
足先に触れた時「痛い!」というので 様子をみたが変りはなかった。
が 足先を私の膝に乗せた時「いたい」とまた言う。
「どこが痛いのかな?」と聞くと膝から上のを擦る母。
左右どちらも同じように痛がった。

少し早めに リハ体制を取り 軽くマッサージをした。
最初は身体を起していたが 賛美歌の歌詞カードを渡して耳元でそうっと唄っていたら 安心したように寝入ってしまった。

療法士さんが見え「落ち着いておられますね」とリハを施してくださった。
気になっている膝の痛みを伝えると「熱感もないようですので心配ないと思いますよ」と言われた。
リハの間 トイレ掃除をしていたら「おかちゃん」と言う声。
療法士さん曰く 音に反応したようだという。
掃除する音やホールからの音だったようだ。
其のうち またzzzz。

療法士さんが帰られてから 再度トイレ誘導。
「大」はコロンと一粒。「小」は予定通り。
手洗いをした後 居室の椅子に座って 持参した「ゴマ豆腐」とお茶を飲んでもらう。自分のコップをみて「わたしの」と言えた。

母は少しずつ機嫌が下降気味となった。
酷くなる様子はなかったが…。
職員に「気持ち下降気味 排泄あるかも…」と伝えて 施設をそうっと後にした。

今日は 遅れている銀行を廻った。


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