母のタイムスリップ日記
DiaryINDEXpastwill


2007年12月06日(木) 元気な利用者さん


 月2回の活動日だった。
活動回数を減らして欲しいと事業所に御願いしてから お元気な高齢者の所の訪問となっている。
活動地域は居住している地域に近いところが原則なので この地域での対象者がいないという事だろう。
事業所の話では 介護保険枠から外れた人やオーバーしてしまっている人が利用なさる傾向が強まっていると話されていた。

今 訪問中の方は高齢者単身世帯。
もう90歳に両手が届いている方である。
この方 12月1日から1泊2日で遠くまでお出かけになった。
戻って1日休んで 翌日は早朝から近くの公園で清掃のボランティアをなさった。また1日置いて 昨日はシルバーパスを使って半日東京駅周辺まで遊びに出かけていらしたそうだ。
家で過ごされている時も お庭の手入れをなさっている。
2階の屋根に届くほどの高さのバナナの木を剪定なさっていた。
毎朝 落ち葉のお掃除も欠かさない。
自分の家の周囲でよそ様の家の落ち葉までお掃除なさっているのである。
「何れ我が身も世話になるときが来るから…」と文句も言わずに実行なさっている。
後は家の中でレース編み。
これも すごく早いのである。
おそらく 認知症とは1番はなれた生活をなさってお出でだと感じる。

それなら訪問活動は受けなくとも良さそうなのだが 2軒分のご自宅のお掃除を階段を上ったり下りたりは しんどくなって来ているのだそうだ。
それと いずれ誰かの御世話になる時のための助走期間らしい。

今日の活動は 離れの本を整理した物を 門に近い小屋まで運ぶことが最初の仕事だった。
幾度かに分けて 今日がラスト。
「だって 1度に捨てたら 回収してくれる人も大変でしょ」と言われた。
気配りのある方である。
その後家の中のお掃除をして終了。

家に戻って急いでご飯を食べて 一目散に駅に向かって電車に乗った。
介護者の会の代表者の集まりの日である。
遅刻は届け出ていたので 30分ほど遅れて参加。

今日の会の様子は いろいろな話が出た。
外には ちょっと出せないほど医療のこと 役所の体制のこと等のお話で盛り上がった。
これをどう生かしていくか じっくりと考える事になりそうだ。
今 介護者の会は 熟年層の介護者が多いが もう少し子育て中の人が地元で繋がりたいという動きがあるという事で その支えに関っていこうと思うと言う方もいらした。

ネット利用もあるが やはり顔をみて話したいという希望をお持ちの方のようだった。
地域の介護者が纏まれば 地域の介護者の改善が図れる。

会場を提供くださった慶成会老年学研究所の黒川先生もよくもまあ ここまでのお話を…と驚いておいでだった。

その後 交流会があった。
そこで2度目の盛り上がり。更に細かい部分での話となった。
基本は あくまで認知症の介護のお話。
それも介護発の介護の話である。
2時間くらいで終わるだろうと思っていたが とてもとても…。

地元に戻ってバスに乗り込んだら 以前訪問していた利用者さんとばったり出会った。9時も遠く過ぎていたのだが…。
病もすっかり快復なさって 習い事の帰り道と言われていた。
訪問活動をしていて ほとんどの方は亡くなられたり 施設入所と言う形で活動が終わる事が多い。
でもこうやって 元気になられた方との出会いは 本当に嬉しい。


はな |MAILHomePage

My追加