母のタイムスリップ日記
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2007年11月21日(水) 良い兆し


今日はリハビリの日。
お昼めがけて 施設に出かけた。

ホールに入った時「はなさん」と言ってひと呼吸置いてから「〇さん 自分でスプーンで掬って食べたんです」と嬉しそうに職員が話してくれた。
昨日 同行予定だった入所者である。
記憶違いでなければ 3週間近く絶食。
水分は この4.5日口にしていた。

この方は 絶食となる前 口を貝の様に閉じてスプーン介助を拒否。
器からなら 自分ですうっと吸い込まれていた。

体調の変化で 絶食となり点滴生活が始まっていた。
不思議な事に 水分はトロミ無しでも噎せずに飲みこめていた。

その方が 今日 久しぶりにみんなと同じテーブルについて これまでと同じミキサー食を始めたのだ。
職員の喜びは じんと伝わってきた。

母と向き合っているので 母の食事介助をしている間にも 幾度か自力で食べている光景に出会い嬉しくなった。
スプーン介助も嫌がらず 口を開けてくれた。
信じられない光景だった。

「良くなってね」と言う願いは持っていたけれど 何処まで快復できるだろうか…と不安が残っていた。

職員も根気よく 野菜スープを介助したりの効果もあっただろうし ご家族の気持ちも十分通じたのだろう。
勿論 本人の気力が一番なんだけれど…。
状態を良く見ながらの事なので 誰でも可能という事ではないけれど…。
1歩前進は間違いない。

母も 久しぶりに同じテーブルを囲めた事を喜んでいるかのように ニコニコ見守っていた。
母の食事も順調で全量摂取。噎せも一二度のみ。

食後 居室に誘導し 歯磨き後トイレ誘導。
そして リハビリ体制で療法士さんを待った。
母 便秘4日目。
療法士さんは 腰骨の上に張りがあると言われてゆっくりと解して下さった。
其の甲斐があったのか 少し活動的だった母が 鼾をかいてzzzz。

リハが済んでもzzzだったので ホールでお花の手入れをした。
「おかちゃん」と言う声が聴こえて居室に戻って 居室でお花の手入れをした。程なくして目覚めて起き上がった。

便秘という事なので 暫くお腹のマッサージ。
いきんでもらう為にトイレで格闘。
しかし 空振り。
あと一息で排出できると思うので 牛乳を180cc飲んでもらった。

その後は 少しずつ俯く事が多くなった。
ほんとは見届けたい所だけれど 手違いで遅れてしまった振込みをしなければならなくて そうっと施設を後にした。
振込み2件 ギリギリセーフ!

夕方 入所者のご家族に お礼方々 今日の出来事を電話で伝えた。
「うそ?」と驚くご家族。
昨日面会したばかり。無理はない。
でも「良かった」と喜んで頂けた。

何処かで 重たい気分のご家族だったと思うので ほんの少し気持ちが上を向ければいいなぁ〜。


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