母のタイムスリップ日記
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2007年10月13日(土) 隣り合わせて…

 ちょっとした打ち合わせのため電車で出かけた。 

今日は 珍しく 行きの道も帰りの道も乗り合いバスを利用した。
行きも帰りもご近所の方と隣合せた。

行きのバスでは 高齢のご夫婦の奥さま。
いつも朝夕に犬のお散歩をなさっている方。
母が家に居る頃をご存知の方。
「お出かけですか?」と伺うと…。
「一日中 犬と過ごしていると ちょっと離れたくなるんですよ」と笑われた。
「お母様は?」と聞かれて…。
「病になっている事を差し引いて考えても 元気な方だと思います」と答えた。
「介護を終えたのがついこの間と思ったら もう我が身の心配の年となりました」としみじみ語られていた。
ご近所でも 高齢者世帯ばっかりでねと言う話題になる事が多いという事だった。

帰りのバスでは 一人暮らしのご婦人。
ご家族が見えると思って準備していたらしい。
家に居ると気持ちが落ち込むので 今日は2ヶ所通院なさったそうだ。
おしゃべりする相手が居ないとねぇ〜と話されていた。

一昔以上前の両親の様子を思い出した。
そして更に10年先の自分の姿と重なって見えるような気がした。

実は 帰りのバスで隣り合わせたご婦人から「御願い 食べて」と高級なお刺身を頂戴してしまった。
それは 今日来ると思ったご家族のために購入されたもの。
「食べてよ」と言われて返事に窮したのだが…。
その方が言葉にしない胸の内も十分に伝わってきて 断り切れなかった。

人によって こういう時の気持ちのおさめかたは違うのだろう。
私だったら 1人でむしゃむしゃお腹におさめて 忘れようとするのじゃないかなぁ〜とも思う。
まだ ひとりぽっちじゃないから そう思うのかな?


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