母のタイムスリップ日記
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2007年09月26日(水) ちょっぴり秋


 昼食前を目指して母の所に出かけた。
今日は リハビリの日である。

途中 自分用のおにぎりと母の果物とメカブを購入した。
施設に着くと 母はソファーで身体を前屈させて まあるくなってまるで彫像のように固まって眠っていた。
「〇ちゃん♪」と耳元で声をかけても目覚めないほどの熟睡ぶりだった。こんなこと滅多にない。
肩をポンと軽く叩いて ゆっくり声をかけたら やっと目覚め「何事?」と言う表情で顔をあわせた。
私と認識できるまで 少し時間がかかった。

「立ってみない?」と両手を差し出すと 腰をひょいと上げるが直ぐソファーに座り込む。
立ちたい意思はあるが 腰が重いようだった。

何とか 立ち上がり 居室の洗面台に向かって 歯磨き。
先に口を濯いで貰った。
水を含んだ3回目の時の事。
それまで洗面台にペッと出していたのに 急にうがい用の水の入ったコップめがけてペッと吐き出した。
「ジャストミート!」とひと褒めしてから 「これはコップだからね」と言ってみたものの苦笑いするしかなかった。
母が洗面台の前に立てない時は コップに吐き出させているんだもの。勿論 一回一回 コップを濯いで新しい水を汲んで濯いでもらっているのだけれど...。
臨機応変なんて私の都合の良い言葉だわね。

暫くしたら「お食事ですよ」の声。
ホールに出て みんなとお食事。
職員が手薄かなと思い 今日は もう1人の方の食事介助を申し出た。
母と向かい合わせの方。
「おすましですよ」「ご飯ですよ」「里芋ですよ」「モズクですよ」
「ハンバーグですよ。〇チャン大好きよね」と2人に一品一品運び声をかけた。
母は全量 もう1人の方もほぼ全量 1時間位で食べ終えた。

母は食後 歯磨き トイレ誘導し リハビリの準備。
その内に また 横になって眠ってしまった。
勿論 療法士さんの見える前。
そんな訳で 今日は眠ったままリハビリ。
リハビリが済んでも 眠っていた。
昨夜 眠れなかったのかな?

母がzzzzzなので 他の入所者とお散歩させてもらった。
勿論 職員の許可を得て。
腕を組んで テクテク。
今日は 2人の人とお散歩できて 楽しませて貰った。

戻って 居室に行くと丁度母が目覚めていた。
寂しそうな声だったので ひょっとすると幾度か目覚めていたのかもしれない。
1人では起き上がれないので 諦めて幾度か眠り返したかもしれない。悪い事をしたかもなぁ〜。

母を起して トイレ誘導後お散歩に誘う。
はっきりとした返事はしなかったが 支度をして外に出たら歩きも快調だったので良い事にした。

少し長めに時間を過ごす予定を組んだ。
排便の事も気になるし足の浮腫みや尿の色も気になって 最初にファミレスに入り 水分補給。
トロピカルティーとブランマンジュと豆腐サラダ。
変な取り合わせだけれど 甘いものだけだと胸焼けがしないだろうかと気になったから。
全量摂取は トロピカルとブランマンジェ。豆腐サラダは半分。

お店を出て どんぐりの木のある公園までひと歩き。
ベンチタイムで葡萄を食べてもらう。
自力で粒を取らない。
口まで運んでキュッと押すと中味が母の口に入る。
母は舌で種を出す。
口の中で 実と種を分けられると知り「おぬし まだ出来ているね」と嬉しくなった。
皮ごと入れたら 飴玉をなめるように口の中で転がしていたのでチョィ不安だったのだ。

また 歩き出す。
農家のスタンドで野菜とコスモスを購入。
スタンドの前には彼岸花が群れて咲いている。
「ほら」というと「モニャモニャ」というので「彼岸花ね」と付け足すと「やっぱりね」と言う。
きっと 頭の中ではそう思ったのだけれど言葉として出せなかったのだろう。
コスモスをみたら「キレイ♪」と言えた。

大きな通りを渡って サツマイモ畑の横を通って「大好きなサツマイモだね」と言うとニコニコ。
息切れしているようなので「戻ろうか?」と聞くと「戻った方が良さそう」という事で施設に戻った。

結局 夕食の時間になり 其の儘 昼同様 2人の食事介助。
2人とも完食出来た。

おやつ時にいなかったが その方は おやつは自力で召し上がったそうだ。
昨日 ご家族が気になさっていたので 良かったわ♪

母は すっかり安心モードになってソファーに座ってテレビに見入っていた。
後ろめたさを覚えながら そうっと施設を後にした。

日暮れが少し早めになって 帰路は自転車のライトを点けるようになった。
散歩に向く季節となってきて嬉しい♪


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