母のタイムスリップ日記
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彼岸の入りも間近かとなってきているというのに...あつぅ〜い。 気持ちは 秋に突入しているのでふぅ〜とため息が出る日々。
今日は 会議の為に電車に乗って出かける。 丁度 娘の出勤と重なって途中駅まで 連れだって行った。 本当は 座りたいのだろうけれど 親に席を譲ってくれたわ。 「ありがとさん♪」
会議のあと 座談会に出向く。 「働く男性介護者の本音を語る」と言う座談会。 女性の視点での話も欲しいという事で急遽参加することになったのだ。 本当は 就労者の介護としても良かったそうだが 企画する方のちょっとした思いがあって「男性の介護」になったようだった。
座談会に集った介護者は たまたま介護の始まりが似たような時期で介護保険の始まる前に発病だった。 家族構成等は個々に違う。 介護者の他に独立行政法人の就業環境・ワークバランス部門の研究員の方も参加くださった。 育児介護部門での優良企業さんにも声をかけたが 参加して頂けなかったそうだ。
コーディネイトは アラジンの牧野さん 2時間枠の中で 率直な話がなされた。
育児休暇は 結婚・出産と言うルートで「おめでとうございます」で話題に上りやすいが 介護は「入院したんだって」「調子悪いんだって」と言う所から始まり 聞いてよいのかなと言う思いも絡んで話題に上らないという要因もあるそうだ。 また 脳溢血等の介護と言う視点で休暇の日数を考えていたので 認知症のような場合に当てはめ難いという問題もあるという事だった。 これまで 要介護者のことについての課題を追って来て 介護者の事は置き去りにしてきた部分もあるので浸透を図りたいと言う話も伺えた。
1人の介護者は 看取りの済んだ方である。 でも 認知症初期から「自分が見る」と決め お子様にも病を告げずに 就労・子育て・介護を一手に引き受けられた。 会社にも 妻が病である事は告げていなかったと聞いて絶句してしまった。 これを美談にしては いけないのだ。 後半介護サービスの情報が入るようになって楽になったので これからは 情報を利用して1人で抱え込まない介護に取り組んだ方がいいとご本人も提言なさっていた。
座談会は どのような支援がが地域社会や企業にあれば 働きながら介護継続できるか必要なサポートについて共に考え提言をするという目的があった。
企業も認知症の介護者の実態を理解して欲しいし 社員のメンタル部門の強化を図って 社内の介護者の駆け込める場所を設置して欲しいと座談会参加者の一致した願いとなった。
まだ整備しきれていない今の就労介護者が どうすれば良いかという事では 直属の上司や同じ部署の人に話すよりも 社内の厚生福利担当のような部署外の人に話して 社内の介護休暇の制度の情報を得ることがベストという事だった。
ただ 問題はそれで解決するほど単純ではないのだけれど 1歩踏み出さないと 変わっていかない。 本人が病の事を語り始めたように 介護者も介護の実情を語っていく時期にきているのではないかなと思う。
サラリーマンなら会社に言えるけれど 自営業者は...?という事もあるし 中小零細企業の問題もあるのだけれど...。それぞれの場所で 声を上げてみる事が大事かもしれない。
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