母のタイムスリップ日記
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2007年09月16日(日) 敬老のお祝い会


午前中 施設の決算報告会があった。
開設当初は 参加者もホドホドいたが 毎年少なくなってきている。
仕事で来れない人もいるだろうけれど...。
寂しい限りである。

介護保険や健康保険の行方 これから先の不安 果ては行政のあり方にまで話は飛んだ。
その件に関しては 特に意見を発しないでおいた。

本当は施設内の様子や入所者の変化等について率直な意見交換が出来ればいいなと思うのだけれど...。
いろんな思いを拾い上げて対処できること 出来ないこと等を話す事によって 家族に見えてくることもあるだろうと思う。
大概の方は あまり判らないと思うのだ。

現実に 食事介助のこと等 会が終わってから家族同士個々に話されていた。根底に 面会に来れなくて託している身では 任せるしかないと言う思いがあり口に出来ないとも言っていた。
やはり 家族会は必要で 足りないと思うところをどうやってカバーしていくか等自衛の方策を意見交換できればモヤモヤせずに済むような気がする。
批判するのではなく 快適に過ごしてもらうための知恵を集約するのが目的。

最後に意見のある方と言われたので できれば...という事で 希望を出しておいた。

11時前には会が終了し後はフロアごとにお祝い会を執り行なわれた。
母のフロアの家族は4人見えたが 1人は先に帰られた。

入所者は 皆さん 今日の日のための服に着替えられ 女性は薄くお化粧していた。
母も頬紅や口紅をさして貰っていた。
口紅が落ちてきていたので 居室に連れて行き口紅を再度引いてあげた。
これが とても嬉しそうだった。
母は これまで化粧してもらうことを嫌がっていた。
ちょっとした変化である。

それからトイレ誘導 待っていたように長い排尿が出来た。
今日は 誘導に空振りはなくて失敗もなかった。

昼食は 2段弁当が入所者。
普段ミキサーをかけている人には きちんとミキサーをかけていた。

母のお弁当を見ると 伊達巻に小さなハート型の人参が飾りに付いていた。
ミキサーの人には そのハート型のかけらもなかった。
出来るなら 其の儘残してあげるとか ミキサーをかけたものをハート型においてあげるとかの配慮があればよかったと感じた。
家族には 五目チラシと煮物とおでんとお澄まし。

入所者の1人が「大勢で嬉しい」とワクワクするような心の内を吐露された。その方は 今日は食欲旺盛で普段の3倍は食べていらした。
いつもなら頻繁に「トイレ行きたい」「眠りたい」を繰り返し言われる方だが 今日は 食事が済むまでそういう言葉は1度も言わなかった。
ご夫婦で参加なさっている方をみて「結婚式」と言われたり「お正月みたいだ」と言われたり...。
ご自分のご家族の姿はなかったが ほんとに楽しそうでこちらもワクワク感を共有させてもらった。

母も今日はご機嫌で ゆっくりながら全て完食。
おでんのジャンボ白滝大きいので無理だろうと私が食べていたら チラチラと母の視線を感じた。
「食べる?」と聞くと頷くので 控えめに上げたらご飯を飲み込むよりすばやく食べ終えてしまった。
母は白滝が好きなのだ。
そこでまた 運んであげたら満足そうに食べていた。
ついで煮物の牛蒡や蒟蒻や里芋をあげたら これもおいしそうに食べていた。母の好物だものね。

みんなおなかいっぱいになったようだった。
ビールの飲める人にはビールも配られた。

その後それぞれが思い思いに過ごす。
職員の歌も聞かせていただく。

母は 食後歯磨き トイレ誘導等いつも通りに。
今日は 大きい方はほんの気持ちのみだった。

おやつも出て 皆さん それも頂いた。
夕食の支度が始まる頃に そうっと施設を後にした。

ゲームとか手品とかなかったけれど それでもみんな十分に楽しまれてたと思う。


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