母のタイムスリップ日記
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2007年09月12日(水) なんなんだ???


お弁当を作って 母の施設に向かう。
丁度 娘が家を出る所だったので駅まで車に乗せて貰った。
お天気が悪いので自転車と言う訳には行かない。

母のお天気も曇り空。
声をかけて立ち上がって貰おうとするが「なんで 立たなければいけないの!」という少し怒りモード。
「ちょっと 立ってみようよ」と両手を差し出してみると 納得し兼ねるという渋々モードで立ち上がってくれた。

「ほら 立ち上がったでしょ。もう良いでしょ」と言う感じで椅子に座ろうとするので「お部屋に行ってみようよ」と椅子をテーブルに押し込めて ちょっとだけ強引に居室に誘導。

2.3歩進むと 少し気分が変わったようで居室に向かい始めた。
最近の母 こんな具合に 2.3歩で気持ちが変るという事が多いので 拒否があっても諦めないようにしている。
何かで気分が悪いのだろうけれど 気分の悪いままでいるよりもいい気分になった方が良いのではないかと思うからである。

居室に入るとギュッ。
今日の母はギュッを いつまでも 離さなかった。
つまり 不機嫌さは 体調のせいか?となるのだが...。
実は 今日は施設の一斉清掃の日で清掃業者さんが入っており他のフロアの入所者もいて いつもと違う環境だったのだ。
職員は「すみません 人が沢山で気持ちが落ち着かないのかもしれません」と言われてた。
本当の所 どっちなのかは判らない。

直ぐにトイレ誘導。
音を立てて長い排尿。我慢していたからなのかなぁ〜。

暫く トイレでお腹をマッサージして 気配もないのでトイレを出て 手洗い後歯磨きをしてもらう。

ついでにドライシャンプー。
母は 頭を下げて協力体制を取ってくれた。
頭皮マッサージ後クシで髪の毛を整えていると鏡を見て その様子をじっと見入っていた。
「これで良いのかな?」と聞くと母は頷いた。

ホールで 配膳の気配がしたので 職員に居室で食事したい事を伝えた。
私自身 風邪が抜けないのでうつしてもいけないと思ったし 人も大勢いるので母のためにもその方が落ち着くだろうと思ったからである。

お弁当を広げて 母は施設の食事。
生憎 2人の副食は似ていて 楽しいトレードはない。
でも「菊のお浸し」と「トマト」は母に譲った。
菊のお浸しは 最初口から出そうとしたのだが 暫くすると箸を伸ばして食べ始めた。
こういう事って やはり思い出すまでに時間がかかるっていう事なのかなぁ〜。
でも小鉢ひとつ分より多い 菊のお浸し母の独り占めだった事は嬉しい誤算。トマトは意識して持ってきたが それも食べてくれたのも嬉しかった。

昼食後の歯磨きを済ませトイレ誘導後 療法士さんが見えてリハビリが始まった。
母は割りに落ち着いてリハビリを受けた。

リハビリの間 くしゃみと鼻水が続いて 慌てて着替えを準備して置いた。
着替えを済ませて ホールに移動。
母は笑顔を取り戻し 冗談のポーズまで出る所まで復帰していた。

ソファーに座らせた時に テレビに目が留まり 目が点になってしまった!!!  「安倍首相辞任」
テレビを見ている人はいなくて 見てたとしても今の政局の流れまで理解できる入所者は居ない。
もし 病になっていなかったら テレビの前で「おかしいよね」って論議になっているだろうなぁ〜。

1人テレビの前で へホッ!
力のない目でテレビの前の首相の会見が始まって テレビから目を逸らしてしまった。

何なんだ これは!!

気を取り直して ホールにいる入所者の方と少し話した。
知り合いの入所者がほっぺを出してきたのでほっぺとほっぺをスリスリとしたら 他の人も「してよ〜」って望まれてスリスリ。
母の所に戻ったら もう「あっち向いてホイ!」となっていた。

職員も気が付いて 母に声を掛けてくださり 多少機嫌は戻ったけれど...。
やっぱ 焼餅だったかなぁ〜。


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