母のタイムスリップ日記
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2007年06月08日(金) 笑顔のお返し♪


初乗り。
貰ったら 乗らねば成らない。
と言う訳で 母の所まで久々に自転車で出かけた。
歩くのと違って疲れます。
それに お日様ギラギラで。。。風があったから良かったけれど むむむむって所。

家の近所の介護仲間が 母の施設の近くまで 毎日2回 食事介助に通っているのです。
お年も70歳を越えています。
ヒャー 負けています。

景色なんて目に留まらない。車に注意。歩行者に注意。
4年前は ギア付の自転車で通っていたんだけれど 注意力 体力の衰えを感じました。
帰りの道は お蔭様で 自転車を降りることがなかった。
でも 同じ電動自転車で 子供を乗せたお母さん2人から 追い越された。むむむ!
パワー不足 否めない。

施設では みんな 食後のお茶を飲んでいた。
介助して飲んで貰った。
どうも 臭うので「誰かな?」と思ったら母だった。
トイレ誘導して 更に追加。
腹痛も有るようだ。少し咳も出ていた。
口を濯いで 歯磨き。
居室を拭き掃除した。その間に 母は椅子で休息。

お腹の痛みも治まったようなので「外に出かける?」と聞いて見た。
「外 行く」と言う返事を受けてお散歩。
歩き始めは 快調に見えたが 何処となくいつもと違う。
足は良く上がっており 顔色も悪くないのだけれど 何かが違うと感じた。
「疲れた?」と聞くと「疲れた」と言う。
「戻ろうか?」と聞くと首を振る。
「歩くの?」と聞くと頷いた。
速度を緩めて歩く。ドラックストアの駐車場で「休む?」と聞くと頷いた。
駐車場の縁石に腰掛けて休息。暫く休んだ後に「帰ろうか?」と聞くと頷いた。
途中コンビニに立ち寄り びわゼリーを購入し施設に戻った。
動きは鈍くないのだが 全体に何処となくダルイと言うか重たそうな感じ。
居室でびわゼリーを食べさせると「うまいな」と言う。
散歩前に 持参したミントティーを飲んで貰った時は ポットに入れてあったので仕方なく飲んでいた事を考えると正直だなぁ〜と思う。

母にソファーで休息して貰い 入所者の1人を散歩に連れ出す。
勿論 職員に健康状態を伺い了解を得てから。
「「ちょっと用があるんだけれど…」と誘ってみたが腰が上がらない。
「外に出かけてみない?」と手を出したら スッと立たれた。
「外」は入所者にとって 魅力的なんだと改めて感じた。
この間 言葉は全く出していない。
でも外に出て 話しかけるとちゃんと返事が戻ってきた。
「あのね 毎日楽しい?」と聞くと無反応。
「寂しいと思う時ある?」「寂しいよ」
「私も寂しくなる時があるのよ。今度 一緒に泣こうね」と言ったら笑っていた。

この方は開所時から入所なさっている方である。
初期の頃は 寂しがり不安がる母に「みんなと一緒だから 寂しいなんて言わないの。みんな一緒だから 楽しいよ」といつも言っていた方である。
勿論 その言葉がほんとの胸のうちにある言葉でない事は その方の動きで判っていた。
「我慢しなくちゃいけない」と言い聞かせていたのだ。
今は 気持ちの儘に言葉を出せるようになったのだ。
ちょっと切ないけれど でも 素のままを出せる方が自然だと感じる。

「疲れない?」と聞くと「疲れるよ」と言われたので 公園のベンチに座った。
子供が遊ぶ姿を ニコニコしながら見守っていた。
「肩を揉んでいい?」と聞くと「いいよ」と言う。
嚥下が弱ってきているのでおかゆさんの方だ。
空を見上げる筋力が足りない。でも左右は大丈夫みたい。
だから 肩を揉みながら「空が綺麗」「葉っぱが揺れている」と出来る限り上を向かれるように誘導。嫌がらないようなので 良かった。

帰り道 母の時と同じように小山を上って下りた。
「下りるのは 怖いよ」と言っていた。
歩く速度は 母よりゆっくりだけれど 足腰は軽い。
人それぞれ 体の調子は違っている。

「今日は お付き合いしてくださってありがとう」と言ったら「ニコッ」と笑顔をくれた。
戻るとおやつが始まった。
母をトイレ誘導した後 そうっと施設を後にした。

携帯をチェックすると弟からの着信履歴。もう 大分前の時間だった。
折り返し電話すると 用があるので帰りに立ち寄るという事だった。
昨日のお礼もあるので 少し副菜を作った。 
夕方 立ち寄った時に 保存食とお酒と一緒に渡した。


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