母のタイムスリップ日記
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2007年05月26日(土) 母ちゃん 真っ青


 良いお天気。
昨日 一昨日と母に面会してなかったので大急ぎで母の所に出かけた。

母は絶好調の笑顔。
職員も「朝から とてもご機嫌なのですよ」と言われた。

昼食が始まろうとしていたが 外出して昼食を摂る事にした。
何処か初夏のめぐみを受けられる所に出かけようかなぁ〜なんて思ったりしながら バスに乗った。
駅に着くまでご機嫌は変わらず。
デパートに入るとケーキ屋さんの前で「食べたいな」と言った。
腹ごしらえを先にしておこうとレストラン街に行く。

くるりと廻って自然食品の店に入ることにした。
おすし屋さんに入ろうとしたら混んでいて諦めたのだ。
土曜だもんね。混雑は仕方ない。

自然食品の店はいろんな種類のものがあるのでいろんな種類を少しずつ食べれば良いと思ったのだった。
「けして 美味しい店ではない」という事は頭を過ったのだが...。

調子がいまいちはっきりしない自分は 途中で食べる意欲を失う。
けれど母は結構食べていた。
最後の薄めのお汁粉は自力で嬉しそうに食べていた。
珈琲を飲んでいたら「自分も飲む」というので母にも珈琲を頼む。

「おなかいっぱい?」と聞くと頷いたので「良かったね」と店を出た。
その後折角デパートに来たのからと階段を使ってフロア移動。
休息をはさみ 通りがかりの2歳の子と遊んだりした。

トイレに誘導して健康な物を排出でき ルンルン気分。

また階段を使って下へ下がるあたりから 母が汗をかきだした。
少し前から私も汗ばんできていてハンカチで汗を拭いたばかりなので 母の新陳代謝が良いのだなと嬉しく感じた。
が 階段を下りた頃より「疲れた」を連発する母。
休んでいるのになと思いながら 疲れたなら休もうとエレベータの前のベンチに座ってエレベーターが下りてくるのを待った。
エレベーターが来たけれど乗るのは無理だった。
汗が吹き出てくる母。
手に触れるとひんやり冷たい。
さっきまでポカポカ立ったのに...。
顔を見ると唇の色が血の気が引いて真っ白。
「おかちゃん おかちゃん」と連発。
心配が頂点に達した頃「嘔吐しそうな気配」
思わず母の帽子を取って口元へ。
昼食分全て帽子の中へ。
嘔吐の始まった時通りがかった人に「お店の人を呼んでください」と御願いした。
店員さんが来るまで時間がかかった。
ひょっとして「脳?」と思った。
だから暫く安静の方が良かった。
店員さんが見えて確認して「警備員に連絡しますから」と立ち去った。
静かにしているので通り掛かりの人もきずかないので助かった。

「大丈夫だろう」と言う思いと「ひょっとしたらこのまま意識がなくなったら...」と言う思いとが交錯。
「外出しなければ良かった」「おすしにしておけば良かった」と言う思いも交錯。

嘔吐も落ち着いた頃警備の方が車椅子を運んできてくれた。
休憩室を借り母に横になってもらった。

考えれば保険証を持ってきていない。
いつも携帯しているのに今日に限ってである。
罹り付け医に行く事も考えたが近くに医師会の会長のクリニックがあるのでそこに御世話になることにした。
丁度寝息を立て始めた母を警備員さんに御願いしてクリニックに走って診療申し込み。
更に 家までタクシーを飛ばして保険証を取りに戻った。

その間 母は寝入っていた。
戻って声をかけると目を開き「ここは何処?」って感じの表情。
これなら安心かもと思い車椅子でクリニックへ。
警備員さんが車椅子を押してくれた。

程なく診察。
血圧を測り ひと通り経過を伝えて 嘔吐止めの注射を打っていただく。
明日通院するので座薬は断った。
おそらくもう大丈夫だという感触。

お茶とアイスと豆腐を購入してタクシーに乗り込んだ。
「今夜は家に泊めよう」と決断。

家に着き 施設に電話。状況と外泊を伝えた。
一連のことが済んで 母がいまいち口数が少ないように感じた。
「ひょっとして...」と思ってトイレに誘導すると出てしまっていた。
きっと嘔吐したときではないかと思う。
さっぱり綺麗になったところで ようやく一息ついた。
「どうしちゃったのだろう」と呟く母。
「え〜状況が何となく判ってそういう言葉を発せるなんて快挙じゃわ!」

食欲ないようにみえていたが 時間の経過とともに笑顔が戻り そのうちご飯も定量食べ始めた。

「眠くないよ」とニコニコ笑顔の母だったが 10時を廻った当りから眠気が出た様子。
歯磨き洗面を済ませて 就寝してもらう。
直ぐにzzz。

いや もうおかちゃん真っ青の1日だった。




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