母のタイムスリップ日記
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2007年05月13日(日) 母の日


 朝食が済んで後片付けをしている時に弟達がやってきた。
それから 夫とあれこれ仕事の事を話して 夫が仕事に出た後1日の流れを決めた。

今日は母の日。
夕食は 我が家でとなった。
母は先日我が家に泊まったばかりなのだが 今日も流れで我が家に泊まる事にした。その方が 弟たちも母と向き合ってゆっくりできるだろうと思った。

弟達は 仕事に必要な物があるのでそれを買いにでかけ ついでに弟達の食料も購入。

買い物を済ませて母の所に立ち寄り 我が家へ連れてきた。
母は施設では機嫌よく 我が家についてもにこやかだったが 排便トラブルでご機嫌悪化。
その内にお腹も空いてきて機嫌はなおらない。

弟は 母を置いて1度アパートに荷物を置きに行く。
会社の人に食料を置いてくるのだ。

その後 娘が弟たちを迎えに行く。

夕食会が始まった。
母は飲む席が好きでないので ダイニングに移動してもらい酒席とは切り離した。

母の食事介助は 娘が担当してくれた。
私はゆっくり母と向き合って食事。

暫くして アルコールの入った長男がやってきて母に語りかけた。
その後次男がやってきて母に語りかける。

次男が 以前入浴介助して母に痴漢呼ばわりされた事を思い出してポロリと語る。
長男は 俺が面倒見ようとしたのにこいつが連れて行ってしまった。と愚痴をポロリ。

それぞれが認知症初期の時にダメージを受けていたのだ。
同じような思いをこちらもしていたという事には 全く気がつかないのである。自分たちだけが 苦労したという思いがあるのだ。

酔った勢いで 昔の話をあれこれ愚痴られる。
結局の所 長男はあの時代の儘の気持ちを引きずっているのだ。

よくよく考えれば 介護に向き合っていると愚痴より先に日々の変化への対応となり 同じ場所に留まっていられるわけはない。
向き合わない分 そこで時間が止まってしまっているのだろう。

母はお腹が満たされると弟たちに話しかけられて嬉しそうだった。
親子の確認と言うよりも ガップりに母に向き合って話しかけてくれるのだからニコニコ笑顔が絶えない。

私達家族は 母と距離をおいた。
弟たちと母の時間だから。

以前だったら「トイレ介助もしない 食介もしないで...」と思うところだが
もう そういう気持ちは卒業している。
母が楽しめれば それが1番だもの。

なんだかんだ言いながら 11時過ぎまで母は弟達と楽しんでいた。
話が尽きない様子だが 明日の事もあるので「もう帰りなさい」と娘が車を出して送っていく。

それから 母をお風呂に入れた。
すっかり遅くなったので サッと身体を洗って上がり パジャマに着替えてお布団へ。
暫く起きていたが 遅い時間だから程なくzzz。

お膳立てをしてようやくの母の日。
長男は繰言を言ってポロリと涙を零した。

「母が元気でありがとう」なんて殊勝な事を言える弟たちではない。
弟達は これまでの空白を埋めるかのようにあれこれ語りかけていた。

いろいろ 書き留めたいこともあるけれど すっかり疲れてしまって書けないわ。おそらく書いた所で 弟やその家族の愚痴になるのだろうから 書くなという事なんだろうと思う。

母に取っては 良い日だっただろうと思う。


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