母のタイムスリップ日記
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| 2007年04月26日(木) |
「それ 見せなさい!」 |
朝 施設から電話。 どうやら 抗生剤が効かなかったようで また塊が出たという事だった。 母の機嫌が良くないという。 職員が心配して声をかけるからか 痛いからなのか はたまた寝起きだからなのか判断が付かないという事だった。
家事を済ませてから 施設に向かった。 今日は 罹り付けの医師に通院することにした。 施設に着くと丁度排泄誘導中だった。 パットをみて確認。 その後の処置は職員からバトンタッチ。 「痛いか?」と聞くと「後になると…」と言う。
居室で身支度を整える。 飲みかけの紅茶を飲み干してもらう。 母はご機嫌なのだ。おしゃべりも半端でない。
外に出て タクシーを拾って通院。 医師に経過を話すと「薬で治そう」という事で 抗生剤と炎症止めを頂く。 医師との話している間もご機嫌である。 「いたくないのでしょうかね」と聞くと「場所にもよる きっと奥の方で炎症を起しているのだろう。全部できってペタッとくっつくと痛むかも」という事だった。
診察後 トイレに誘導しパットを替える。 今の状態では トイレ誘導はうまく行かないのだ。 それでも 相当量の重さである。 水分摂取は十分という事なんだろう。
八百屋さんで買い物をした。 スイカが安かった。母もスイカに目が止まったので「食べる?」と聞くと「うん」 カットされた4分の1のスイカを購入。
バスは出た後で 昼食の時間なのでタクシーを使って家に戻る。 降車拒否するかと思ったが 大丈夫だった。
家で昼食。 朝 ウルイの煮付け。母の好物。便秘も気になるので野菜がいっぱい。後はたけのこのの煮物。 お澄ましとお刺身と たっぷりのお茶。食後はプリン。 お茶は 先に計量容器に600ミリリットルを入れておく。
母はニコニコしながら食べ終えた。
食後暫くして 入浴。食事の間に浴槽にお湯を張っておいた。 身体を温める事 また清潔を保つ事は大事だから。 身体を洗って洗髪まで。終始ニコニコ。 湯上りにお茶を飲んで貰い 後片付けの見守りをして貰った。 それから ドライヤーで頭髪を乾かした。
ダイニングに戻って スイカを食べてもらう。 食欲もあり 水分を摂る事も嫌がらない。 膀胱炎以外 調子がよいという事だろう。
施設でも食べられるように 煮物2種は器に入れた。 またプリンや珈琲ゼリーや飲み物も準備。
湯上りなので湯冷めしてもいけないので タクシーを配車してもらい施設に戻った。 こんな時でも 母は 家の門前の紅白の桜草を「綺麗」とよろこび 塀の下に咲くすみれが「可愛い」と目を細めた。
でも タクシーを降りる頃より 母の機嫌が悪くなり むっつりし始めた。 「ただいまぁ〜」と玄関は入ったが 居室に入って椅子に座って貰おうとしたら「あっち…」と言い出す。着席拒否なのだ。 母の希望通り フロアを一巡りし再び居室の前に戻ると今度はOK。 着替えてもらおうとしてすると洋服を脱ぎたがらない。 朝の着替えは 何の問題もなくニコニコしていたのになぁ〜。 本等で気を反らして 何とか着替えも済んだ。
トイレに誘導しパットを取り出した時「それ見せなさい」と母は命令長。 まるで 子供の時 悪さをして怒られているような気分だ。 これまで 1度たりともトレパンやパットを見せろなんて言った事はない。 気になる時もあったようだが サッと替えてしまうと割りに平気だった。 パットを渡すと それを広げてじっと見入っていた。 母は それをみて何を感じただろう。 こちらは一瞬 ドギマギしてしまった。 何かを感じている事は間違いはない。 こちら側の対応から感じるのか 母の体の中の変化から感じているのか…。 いつも人差し指でお鼻にツンと触れると 自分で鼻を撫でてニコニコするのだが 今日は「いたずらしなさんな」とそっぽを向いてしまった。 こういう時の言葉って 適切に使えるんだよねぇ〜。ふしぎなんだぁ〜。
特に心配げにパットをながめたつもりはないのだが 私が 神経質に見ていたのかなぁ〜。 でも今日だって こういう場面は幾度もあったけれど ニコニコだったのだけれどなぁ〜。
今日はやりかけの仕事終わらせるはずだったが 出来なかった。 明日は予定がびっしり。 職員には 急変は携帯へ連絡くださいと御願いして施設を後にした。
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