母のタイムスリップ日記
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2007年02月26日(月) 反応あり


午前中は 頼まれていた事を思い出して ちょこっと仕事。
午後 母のところへ。

今日は 風もなくお日様もあってお散歩日和。
母はニコニコとテレビに見入っていた。
テレビを見ている母をみるととても不思議な気がする。

家にいた頃は テレビを見ることはなかった。
居間でみんながテレビをみてくつろいでいても 見入る事はなかった。
ビデオを借りてきても見なかった。

元気な頃は 母はテレビは見ていた。
仕事関連のテレビだって見ていたし 時代劇だってみていた。
だから テレビ嫌いではない筈なのだ。

テレビの音が聞こえないせいかと思っていたのだが...。
今の母は じっと見ているんだから 音のせいではなかったのだろう。

あの頃 テレビを見てくれればもう少し楽に介護できるのになぁ〜とグズグズとした思いがあった。
それを見透かされているようで イライラしていたのも確かである。

じゃ 何をしていたのかと言うと編みものや刺し子をしていた。
この準備は 結構 大変で全てセットして 作業の始めは少し手助けして 母がほんとに集中するまでじっと待った。
乗ってきたなと思って 母の傍を離れると作業を止めてしまい また 最初からやり直すと言う日々だった。
ほんとに集中すれば 2.3時間は作業が続いたので 嫌な作業ではなかったのだと思う。
集中している時に「楽しい?」と聞くと「うん 楽しい」とニコニコ笑顔を見せてくれていた。

テレビを見ているのは受動的で 作業は自ら動くのだからその辺に違いがあったのだろう。

今は 縫い物も編み物も何をどうするかすら理解できない風だから 受動も何もなくなってきて テレビを楽しめるようになったのだろうか?

居室やホールのお掃除をしてから 散歩に出た。

手袋を付けなかったので「寒いかな?」と思ったが「暖かいよ」という母の声があったので安心して散歩を続けた。
今日の母は 前に前に やや急ぐ日だった。
疲れを見せる事はなくて...良く歩いたと思う。

歩きながら「1+1は?」と聞いてみた。
暫くして 「1+1は...」と反芻した後「2」と答えた。
「やったね。出来るんだね。凄いよ」と言うとニコニコ。
学習効果が上がるような気がして来た。
そんな単純な物ではないだろうが でも「やっても良いみたい...」という気持ちになった。
これから 暫く 面会の時に計算の用紙を準備してみようと思った。 


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