母のタイムスリップ日記
DiaryINDEXpastwill


2007年02月13日(火) 気持ちの捻れ


 ずっしりと疲れてしまった。
きっと母もそうなんだろうなぁ〜。

母には 障害歯科を選ぶという選択肢もあったし施設に来てくれる訪問歯科と言う選択肢もあった。
最近の訪問歯科も以前と比べて細かい事に対応して貰えるようになっていると聞いている。

そういう事を踏まえた上で 一般歯科の選択したのは私だから 疲れたなんて愚痴を言うのはおかしな事なんだろうなぁ〜。

昨夜は明け方までぐっすり眠っていた。
目覚めたのは 排尿。
やはり 出る瞬間は判るようだ。
今回は 寝た状態でオムツ換えで対応した。
それから また深い眠りに落ちた様子。
先に目覚めてキッチンに暖房を入れて温めた。
母が居ない時はそういう事はしないのだが...。
温まったころパジャマの儘 階下に下りてもらい着替えをして貰う。
洗面 歯磨きをして朝食。
その頃には 夫は朝食を済ませてお弁当持って出勤後である。

機嫌は良かった。
ニコニコしていた。
朝食もおかずを先に出すと自力で食べていた。
食事は 出来た物から食べて貰えるようにしてある。
全てできた頃は母も半分くらい食べ終えて それから私は食べながら母の介助に廻る。これが 今の所やりやすい。

入れ歯を外して 投薬。歯磨き。
その後デザートを歯なしで食べて貰って(歯がないとどうなるか知っておきたくて)入れ歯を口に入れようとしたら 入れ歯を食べ物と間違えて食べられないと判って舌で押し出した。
あちゃ これじゃ金曜日まで入れ歯の装着忘れてしまうかなとちょっと不安になった。

数回「入れ歯だよ」と繰り返して ようやく装着してくれた。

トイレ誘導して コートを着て タクシーに乗り込む。
さすがに 朝の歩きは寒いだろうと思ったし 疲れて診察を嫌がるようだと困るから。

診察室までは 特に大きく機嫌が変化する事はなかった。
が診察室で口を開ける時 私がギュッと口を広げてから 母の機嫌は大荒れ。しまったと思った時は後の祭りだった。

母が落ち着くまで 医師も他の方の治療に当たった。
以前の母なら「痛くないからね。食べられるようになるようにね。ちょっとだけ我慢してね」という声がけをきちんと受け止めてくれたのだが...。
そういう話も瞬間理解できても 次の場面では 効力なし。
2度目のチャレンジは 先生も手を後ろに組んで「なにもしないよ」と言うポーズで 母が口を開けるまでじっと待ってくれた。
母は周囲の人をじっと見詰めていた。
やはり 何が起きるのかと怖いのだろう。

何とか済んで下の入れ歯を医師に預けて今日は終了。

歯医者さんを出て 次は罹りつけの医師の所に出かけた。
機嫌がなおったかかに見えた母だったが 停留所に下りる段になって降車拒否。「どうして下りなければならないか」と降り口で始まった。
「ごめんね。ちょっと下りてまた乗ろう」と誘いなんとかセーフ。
母の後ろには人が溜まってしまって...最後に下りれば良かったと反省。

その後銀行に付き合って貰った。
窓口に立った時 様子を見るように「待っててね」と母に視線を送ったが立ち上がったので慌てて母の所に走った。
今日は ほんとにうまく行かない日だ。

罹り付け医の所も混雑していた。
トイレ誘導の時間が取れたから良かったが トイレでも怒られてしまった。
「あなた 出て行きなさい。ここに居ないで...」という感じの言葉だった。
歯医者さんでの恨みつらみを晴らされているみたいな感じ。
でも私が悪いのだから 仕方ないのだ。
「ごめんごめん。勘弁してね」と謝り続けて 母に許しを請うて何とか凌いだ。

診察の順番がきて名前を呼ばれた時も拒否。
医師の白衣を見てみて拒否。
医師は ニコニコ対応してくれて 先生不審は払拭された。

診察が終えて薬局に行っても「ここには行かない。椅子には座らない」と立て続けて拒否。
「ごめんごめん。悪いね」と謝って薬の処方されるのを待った。

これまで処方を待つのに こんなにもめた事はない。

もうバスは無理と諦めてタクシーに乗り込む。
降りる時も降車拒否。
運転手さんもニコニコ待ってくれたので 時間をかけて下りられた。
メーターを切ってからなので 申し訳ない気持ちになった。

今日 これだけ急いだのは 今週予定が詰まってしまって定期通院の日が今日しか取れなくなっていた。
薬は15日までしかない。
通院帰りもう少し余裕をもてれば良かったが 施設で「鮟鱇鍋」の昼食だからと言われていた。
だから 間に合うようにしようと思っていた。

幸い 鍋が始まる頃に滑り込むように着いて 鍋を楽しめた。
母は下の歯がなくとも おいしそうに食べていたし お腹いっぱいになったら ニコニコ笑顔が出てきてようやくホッと一息つけた。

やはり 母の笑顔に1番救われる。

自分で招いている事なんだけれど 母の機嫌に合わせ周囲への気遣いとで肩がコリコリ。

夕方の買い物も済ませて家の前に来た時車が ス〜と止まった。
事業所の人だった。
明日訪問する人の資料を運んできてくださっていた。
あ〜いけない 忘れる所だった。明日は 母のリハビリ後訪問だわ。

娘の「だから言ったでしょ。断れって!」と言う声が聴こえたような気がした。


はな |MAILHomePage

My追加