母のタイムスリップ日記
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介護者の会だった。 仲間が集まって ひと月の様子をそれぞれ語り合う。 今日も いろんなお話があった。
会には 身体の硬縮の始まった方を車椅子に乗せて見える方もいる。通院帰りに 立ち寄ってくださる。 通院は タクシーと電車で移動なさる。
この方は いつも笑顔で 通院の大変さを愚痴る事はない。 でも 時折 介護タクシー等の利用が不便と洩らされることがあり 地域で声を上げていらっしゃる。 電車利用時の不便さは 聞いたことがない。
母の外出時の移動は 徒歩 バス タクシー 家の車と選択肢は多い。 でも 車を持たず 車椅子での移動の場合は バスかタクシーを利用する事になる。
介護タクシーもあるが 予約が必要である。 また 料金も割高 予約の手間もある。
この方は 一般タクシーに乗り込む時 運転手さんの手を借りる事はない。 手伝って貰うとしたら トランクに車椅子を積み込む作業くらいだ。
会が終わってから タクシーに乗り込むまで 介護仲間で見守りや軽いお手伝いをするのだが...。 この場面で とても嫌な思いをする事が多い。 それは タクシーの運転手さんの表情。
駅のロータリーで車に乗り込むので 乗車拒否は出来ない。 ロータリーに並んでいるタクシーだけれど...。
「アッ」と言う表情と「外れを引いた」と言う表情になる運転手さんが多い。 今日もそうだった。
今日は「介護のどういう時が大変か知りたい」と言われていた方が会に見えた。 「タクシー利用って結構大変なんですよ」1度見られてみるとよいと思います」と伝えた。
見送ってから「どうでした?」と伺った。 運転手さんが嫌な顔をするとは伝えていなかったのだが...。
「はい 車椅子からの移動の大変さもそうですが 運転手さんの表情が 凄いですね」 「そうでしょう。これも現状です」と伝えた。
母をタクシー利用の時も そういう瞬間を見てしまう時がある。 「怪我をしないようにゆっくりなさって下さい」と声をかけてくださる方もいるのだけれど...。
いつまでも地域で暮らせるように...といろんな取組みがあるけれど...。共に支えあう町って 結構大変だと感じている。
先日 地域の福祉担当部長さんが「認知症サポーターさんを増やしています」と胸を張って言ってたけれど...。
サポターが増える事は 喜ばしい事である。 でも 実際にこういう場面を定期的にみて 実態を把握して欲しいなと思う。
「あなた 今 嫌な顔したでしょ」と言う訳にも行かないし...。
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