母のタイムスリップ日記
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2007年01月22日(月) 難しそうです!


役所主催の「成年後見人制度」のお話があった。
成年後見人のお話は 私の住む町では 結構あちこちで行われている。
主催は それぞれ違う。
私自身 これまで5.6回聞きに出かけたことがある。

数年前は 参加者が少なかったが 今日の会には 80名近い人が聞きに来られていた。
聞きに来る人の立場は様々だったが 相変わらず高齢者の参加が多い。
目新しいのは ケアマネだった。
ある事業所のケアマネが結構多く参加していた。
ケアマネが後見人制度の利用を勧める場合も多くなってきているのだろう。

お話するのは 公証人役場の方と精神科医。
公証人役場の方は 主に制度の事で 精神科医は 認知症の診断の方法とどんな形で診断するかや制度利用に当たった時の経緯等を話された。
公証人役場の方は 完全な形に仕上がっていないが 利用しながら良い方法に育ちあがって行くでしょう...と言われた。
医師は 制度の説明を幾度聞いても理解仕切れてない...と頭を掻かれていた。

後見人制度については 介護者たちも情報を集めて考えている。
ある地域では NPO法人を立ち上げ 利用しやすい形の模索を始めている。
個人で踏ん張るにも 法律と言う壁があるので知恵を集めなければならない。

後見人になる場合は 認知症であるという医師の診断書が必要でその診断書も3万から5万円とかなりお高い。
今日も医師が 負担が重いですよねと言われていた。
でも中には 1万円で出来るという医師も現れている。認知症に関して有名な先生である。
そういう 諸方面の尽力で形を整えて行くという事だろう。
役所は 出来る限りお金をかけないと言う姿勢となって 民間やボランティアや自主活動で...と消極的になっている。

後見人を家族以外の専門の方に任せる費用も結構かかる。
専門職の方も生活が有るから そう簡単に安く出来ないと聞いた事がある。
でも専門職でも介護専門職となると労働対価は安い。
何を持って安い高いが決まっていくのかと...つくづくと感じてしまう。

任意後見人の手続きをすれば 実際の利用が始まる前から諸費用がかかってしまうので どの時期から申請すれば良いのか...と考えている介護仲間もいる。年金負担も増え 医療負担も増え 苦しい台所事情なんだけれど...。
そのうえ 悪徳業者対策の費用も守る額が多ければ その分費用も多くかかってしまうのだ。

今日のお話でも出たが 日本の家制度で相続者がお金を預かる形が通例だが
これも 勝手に親のお金を使ってしまうという人が増えているらしい。
そういう人ばかりではないのだが...。
でもそういった事を避けると言う意味もあると以前から耳にしている。
実際 我が家の弟たちもこれに当たるのだからなぁ〜。

そうなったら 役所はお金のない人の為に動かなければならない。
そこにお金を出していたら限がないから 個人の財産の保全をするという側面も見える。
いや 本来は 本人のお金は本人のものだから 本人の為に使うのが当たり前の事なのだし勝手に使う家族の方が問題なんだけれど...。

家族のいない方が 長年親の為に出入りしていたヘルパーさんを信頼し その方に後見人になってもらうという事も現実に起きているようだ。
お互いに信頼関係が出来ているので ヘルパーさんも了解していると聞いている。後見人を受けるって結構大変と思う。
こういう事は稀と思うけれど...。

悪さをする専門職の方もいると聞く。
公証人役場の方は こういう事例は少ないので そういった情報に振りまわされないように...と言われていたけれど...。
やっぱり 心配に変わりはない。

安心して老いていける道って 信頼できる社会の確立だろう。
これがほんとに難しそうである。
今も頭を抱えて知恵を絞っている事がある。別に何かが起こったわけではなく 先の予想の事ではあるが...。


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