母のタイムスリップ日記
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朝 介護仲間のお宅を訪問。 ベットから車椅子へ。 昨日の状況から 戻ってからの車椅子からベットへも難しそうなので 夕食前後当りを狙って応援すると伝えた。
家に戻って 家事を済ませて 母の所に向かった。 副菜を運んだ訳だが ノロが気になって 器は新規のもの山芋も生から加熱に切り替えた。 施設に着くとお酢の匂いがプンとした。 今日は 握り寿司なのだ。 後で職員に聞いた事だが ノロが気になり ネタは予定を大きく変えたそうだ。 いつもはお粥の方も今日はご飯。 寿司で噎せる人は 誰も居なかった。 それに お変わりも随分していた。 やはり 皆さん 嬉しいのだと判った。
母は 着いた時は沈み込んでいたが 食後はニコニコ笑顔が戻った。
食後トイレ誘導。頑張ってみたけれど 後一押しが足りなくて...。
その後 持参した故郷の芋煮を食べさせた。 母の顔が更にほころんだ。 ほんとに一口運んだだけで表情が一変する。
母をフロアのソファーに座らせた。 入所者と歌を唄う。 母も時折歌っていたが ひところに比べると歌詞カードがあっても唄えなくなっていた。
向かい側に座った入所者の方が 素足だった。 皮膚が乾いてポロポロ状態。 膝から下をそうっと撫でるとピクッとなさったが「痒くないですか」と聞くと「痒くはないわよ」と応えられ緊張を解かれた。
スカートを見るとスリットが綻びている。 以前から気がついていたが 踏み込めずにいた。 恐る恐る「針と糸がありますが ご自分で縫えますか?」とお聞きすると「え 出来ますとも」と言われたので 針と糸を渡した。
その間にすばやく「バケツにお湯いただけますか?」と職員に伺う。 職員は 状況を察して直ぐにバケツにお湯を張ってタオル数枚と石鹸も持ってきてくださった。 タオルをぬらして膝から下を拭いていく。 「あら いのよ。家に帰ってやるから...」と言われた。 「え〜そうですね。聖書の中のお話にイエスが女性の足を香油で拭かれるお話ご存知ですか?」と違う話しに振り替えてみた。 「知っているわよ」 「ね 足ってきれいな方が良いですものね」 入所者は 縫い物に気が取られて 足に触れられていることが気にならなくなった様子だった。 そうっと 上履きを脱がせた。 バケツの中に足を入れてもらい 足首 側面 底とゆっくり洗った。 乾いたタオルで拭いて右足に移る。
「このヌルッとした感触が嫌なのよね」と言われた。 「あ〜ごめんなさいね。嫌な事をしてしまって...」 「簡単にね」「はい 簡単に致します」と言いながら そろりそろりと洗っていった。 右足の靴を脱がそうとした時「もう良いわよ!」とお天気下り坂...。 「はい 判りました」と言いながら「縫いにくくないですか?」と質問。 「あ〜 糸が足りなくなったわ」 「はい 次の糸ですね」 「私 眼鏡がないと通せないので 出来ますか?」「出来ないわ」 「じゃ 職員さんに頼みましょう」
そうこうしながら右足も綺麗になった。 指先を拭く時力が入ってしまった。 「痛いのよ!」と怒られた。
母もそうだが 指先は痛みを感じ易いのだなぁ〜。
その後 おトイレに入られたので 職員に頼んでドアを開けていただき新規のリハパンを隙間から渡して一人でリハパンを替えていただこうと思った。 いろいろあったが(もめたり怒ったりではないが)きちんと替えられた。
この方には 職員が何人もで取り組み痛烈な反撃を受けるのが通例。 今日は タイミングが良かったのだろう。1人で取り組めた。
おやつになったので 母が食べ始めたので 家に帰った。
家に着くと留守電チカチカ。 介護仲間からだった。 「ケアマネさんが 明日からヘルパーさんが入るように手配してくださリましたので 明朝は大丈夫です。夕方ケアマネさんが見えるので できたら 来て欲しい」と録音されていた。 急いで 介護仲間の家に向かった。
ケアマネさんと昨日の様子やサービスについていろいろ検討した。
これから先の見通しも立ち 介護仲間はホッとなさった様子だった。
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