母のタイムスリップ日記
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2006年11月30日(木) 初訪問…!


 事業所から活動依頼があり 今日初訪問日。
場所は 我が家の裏手。徒歩で2.3分の所。
お一人暮らしで 88歳のご婦人。

ご近所なんだけれど どういう方かは存じ上げない。
我が家より奥まっている場所なので 余程の知り合いでない限り出会うこともないのだ。
ただ 母とのお散歩などでお宅の前は歩いていたので住所と家の特徴を伺っただけで「あ〜そこね」と判った。

生活は自立しているが お掃除が大変になってきている事 また1人の入浴は怖いので見守りと伺っていた。
「調度品が凄いのです」と聞いていた。

訪問の時間に門前で事業所の職員2名と落ち合って門をくぐった。
現れたご婦人は 娘と「可愛いおばあちゃん」と噂していた方だった。
お茶目と言うか…。
いつも手作りなさったと思われる帽子を被っておいでの方。
夏でも冬でもいつもお帽子…。背中にはリュック。
バスに乗ってお出かけする姿を良く見かけていたのだ。

以前 バスで知り合いとおしゃべりなさっているのを聞くともなしに聞いて記憶に残っているのは…。
ご主人が入院中で病院に通っているという事だった。

今日 訪問してその後主人も数年前に亡くなれたという事を知る。

調度品は 手作りの作品。
居間と思われる部屋に これでもか…と並んでいた。
編み物 アートフラワー パッチワーク 諸々。
編み物は 毛糸からレースあみまで様々。
手作りと思われた帽子は やっぱりご自身で作られた物だった。
これが 普通のクネッとした物ではなくてピンとしているニット帽子。飾りもついている。
ひとつだけではない。いろんなパターンの物があり いつも洋服に合わせておいでだと判っていた。

これを作るきっかけはね「ホラ」と帽子を脱いで見せて「こんなに短髪で身苦しいからぼろ隠し。それに頭のサイズが52ときているから 合う帽子がないのですよ」と笑っておいでだった。
謎がひとつ解けた。

肝心の活動だが…。
生活が自立しておいでなので 正直手を出す隙はない。
でもご本人曰く 掃除機を掛けるのが大変で…といわれた。
お風呂の件も傑作だった。
「一人暮らしになって お風呂は10分しか入ってないのです。入浴中に お客さんが見えたり 電話があったり 地震が来たりしないかと心配で入っていられないのです」と言うのだ。
笑えないけれど 律儀な方だと感じた。
私なら そういう時は出ないだろう。

「お掃除は 調度品が置いてあるので空いてる所のみ掃除機を掛けてください。大雑把で良いのです。物は動かさなくても良いのです」と言われた。

何だか こんなで良いのかと思うほど拍子抜けしてしまった。
急激に入り込んではいけないと思い 今日は言われた事のみ行った。
利用者さんが入浴中は 調度品をどけて掃除機を掛けたけれど…。

「お茶を差し上げては行けないのでしょうか?」と聞かれた。
「はい 原則はそういう事になっています。接待やお礼は不用です。でも 一緒に飲みたいと思われたら 言ってください。」と伝えた。
「出来るなら 私 1人でお茶を飲むより誰かと飲みたいの」という事で 残り時間は話し相手。
 
一人暮らしの鉄則を伺い勉強になった。
詳しく言うと 一人暮らしの方が狙われるきっかけになってもいけないので書けないが これならオレオレ詐欺のような振込み詐欺には合わないあろうだろうなと感じた。

これから お墓参りの同行とかもありそうだ。
母との兼ね合いもあるが 今はひと月に一度の活動だし 緊急ならご近所だから何とかなりそう。
自立した生活が長く続けられるお手伝いが出来ますように…と思った。


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