母のタイムスリップ日記
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2006年11月29日(水) キャー こんな時に!


 昨日の続きですり鉢の思い出から…
そういえば 夏には枝豆を茹でで さやから豆を出してすり鉢に入れてつぶしてズンダ作り。
これも 子供の頃のお手代いだった。
これが豆が丸いので すりこ木を当てるとピョンピョン飛び出して 拾っては口に運んでいたっけ…。ズンダも美味しいけれど 枝豆そのものだって十分美味しいのだものね。
それから 納豆汁を作る時に納豆をする事もあった。
これは ヌルッと滑るので刻んでからつぶせば良いのに…と子供ながらに思った。でも父も母も刻むことなく すり鉢でつぶすように言ってたなぁ〜。
誰が 鉢を抑え すりこ木を使うかで文句言いあいしていたなぁ〜。
 
親は喧嘩をおさめたり 当て方を教えたり…と仕事も倍になっただろうに…
考えれば そういった事で役目を担う事を覚えて言ったのだろうなぁ〜。

ゴマスリは♪ゴマをすりましょう…ゴマをね♪なって歌も唄いながら 何故ゴマを擂る事がゴマスリに繋がって行くのはどうしてだろう?なんて考えたこともあったなぁ〜。

ほんと 子供の頃は 良くすり鉢とすりこ木使ってましたわ。
胡桃だって 胡桃を割るところから始めて 擂っていたもの…。

そういえば 擂った後のすり鉢の後始末も大変だったわ。
溝の間に入り込んだものを洗う時 下に向かってたわしを掛ければ狭い所にどんどんかすが溜まっていって余計面倒になっていたわ。

我が家にもすり鉢もすりこ木もあるけれど 出番が少ない。 
大分省略しているなぁ〜。

その分 バーミックスとか機械に頼ってしまうなぁ〜。

今日はリハビリの日である。
母に食料を持って昼食に間に合うように出かけた。
今朝 母は入れ歯を装着するのを嫌がって入れ歯なしで食事したらしい。
職員が口を揃えて言うのだからかなり手こずったという事だろう。

家に来てもそういう事は起きるが 気持ちを反らせば何とかなるのだけれど…。そういう対処でも無理だったという事なのだろうか?
みんなの前でやったのかな?

昼は施設の食事を中心に家からの白菜の葉先の煮びたしと千切り大根と白滝と生たらこの煮付けを食べてもらう。
白菜はキャベツより口の中に繊維が残るようだ。
お腹の痛みとの関係で繊維だけ残している可能性も否定できない。

母は昔から お腹の調子が悪いと繊維のものは飲み込まないのだ。
認知症初期の頃 便秘との関係があるから 繊維も食べてと医師と口を揃えて言っても 頑として受け入れてくれなかった。
腹痛がなければ 白菜の漬物だって喜んで食べるのに…。
理由がわかっていても次の苦しみも判るので コンコンと言い聞かせしてへそを曲げられた事もしょっちゅうだったわ。

昼食を終えて リハビリが始まった。
リハビリは 割合落ち着いて受けられた。
リハが終わると起き出す。
今日は 半身を起こす所までは自力で出来 膝を曲げるのが苦痛そうだったので途中から助けた。
ここまでできるようになっているんだなと感じた。
寝たら最後自力で身を起せないのだろう…と思っていたら 1年経過したら随分変わってきているなぁ〜。

リハ後 フルーツを2個食べてもらう。
今日は柿1個とラフランス1個。
食事の時と打って変わって「んまい」とニコニコ顔。

それからトイレで踏ん張るがあと一息が足りない。
いきみもこれまでになく頑張れた。
出るタイミングの時の誘導が鍵みたいな気がする。

仕方なく諦めお散歩へ。
「あまり遠くへ行かないで」と母が言った。
母自身が感じる体調の悪さなのかも知れない。
とうかえでの紅葉が花が咲いたように綺麗で母と二人でうっとり眺める。
ついでに落ち葉拾い。
今日は割りに暖かいのでお散歩日和である。

施設の近くの小山のある公園を歩き コンビニに寄ってまた公園に戻り 休息し少しだけ遠回りして施設に戻った。
おそらくその頃が母の最大の体調悪化のピークだったのだ。

エレベーターは定期点検で使えない。
母は具合悪そうで…「どうしよう…」とオタオタ。
でも上るっきゃないので階段を上る事にした。
母は手すりに掴まってうずくまる。
腹痛のピークだから ここで階段を使えば腹筋運動できるんだけれど…。

思えば遡る事10年。
マンションに暮らしの我が家は 部屋が11階だった。
エレベーター点検の時には 母とふうふう言いながら11階まで階段を上っていた。その頑張りと今回の4階まで上るとどっちが大変かな?
母が意識して頑張る分 11階まで上る方が楽だったかも知れないなぁ〜。
たった4階されど4階だ。

ストライキを起こしながらも何とか4階まで上った。
勿論かなりの比重で介助。

それからトイレにまっしぐら。
1時間ちょっと粘って 念願達成。
誰の念願だろうという疑問は 湧くけれど…。
突き詰めて考えれば 母のためだから…と心の中で恩を着せてしまう当り私もかなり腹黒いな。
母と固く握手で終了。

職員にも一応 出物を見てもらった。
1日置いてだから まぁこんなもので良いのかと思う。

昨日1日と今朝は 薬も服用してないという事だったので マグラック1錠朝服用させてくださいと御願いした。
食べる量と繊維ものと水分と苦痛にならない程度の服薬で維持できればいいかな?

何故自然排便に拘るかといえば いきみの能力の維持に拘っているのだ。
下剤を使うといきむ能力が衰えそうな気がしている。
だから現状維持の取組みのひとつのつもり。
ただ 下剤を使った方が 母にとって良いのであれば それも考えなくてはならないのだが…。

嘔吐の原因も便秘に決定している訳ではなくて おそらく…という想像なのだが…。
便秘せずに嘔吐がなければ 原因は便秘となるのだ。
母にとってどちらが良いかも含めて 言葉に出せない母の様子を見ながらの手探りの日々は もう暫く続きそうだ。


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