母のタイムスリップ日記
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昨日の「長生きしたくない」という母の言葉が頭から離れない。 考えれば「長生きしたい」と母は1度も言ってない。 ただ 80歳を越えてから「そんなになったのか?」と驚いてはいた。
母は痛いことが大嫌い。おそらくプライドも高いと思う。 嫌な事をされてまで長生きしたくないという思いが伝わってくる。 母の気持ちは 十分承知している。 人様に管理されるって どんなに嫌だろうかと思う。
普段の言葉が消えているのに…何故かはっきりと発した言葉。 重く心に残っている。
認知症の介護で悩むのは こういうところだろうと思う。 介護者の生き方の押し付け?。 嘔吐したりの苦しさとどっちを望むのだろう?
父の意思ははっきりしていた。 病院に行こうと言っても頑として行かなくて それでも好きな事はやっていた。だから 母を含めて父の意思を尊重していた。 母の気持ちは 迷惑をかけたくないという思いと楽しく暮らしたいという思いとが半々だろう。
実は 今日の利用者さんも 家族の管理下で苦しそうだった。 一人暮らしは ギリギリの状態で続けられていた。 その生活が一変してしまい 疑心暗鬼に陥っている。 勿論 一人暮らしにも自信もないのだが…。
今日は ご家族に提案した。 私の活動時間経過後 1.2時間位は お1人の時間を作ってあげてみてくださいという提案。
訪問直後は かなりの混乱があったが お散歩に出てデパートを廻っているうちに「これ いいわね。あら お値段もかなりいいわね」と話せる程になった。たまたま珈琲ショップの前を通りがかった時「珈琲飲んでいきましょ」と希望なさった。 ちょっと一休みして スーパーに移動しお買い物をした。 今 食べ物はご家族が作ってくださるので 冷蔵庫に何が入っているか判らないので 目に留まった食べたい物を購入していただいた。
「やっぱり 歩いて見るものね」と利用者さん。 「動く時は お辛いと思いますが 何とか寝たきりにならないように 動くようにしていけるといいですね」と励ました。
お昼の準備を家族から頼まれたので サンドイッチを作ってお茶を淹れて果物を剥いてテーブルにセッティング。 利用者さんは 限られた時間の訪問である事を忘れているので「一緒に食べましょう」とお誘いくださったが…「ありがとうございます。でも 用事があるので 今日は帰ります」と伝え 了解を頂いた。
利用者さんは まだ精神科に通院なさっていない。 認知症の告知はある筈も無くて…。 でも 何かがおかしいという事は感じられている。
ご家族に認知症を理解して頂くしか方策がなくて…小澤勲氏の本2冊を「読んでみてください」と渡した。 私だって迷いながらいるのだから これを読めば良いという押し付けではなくて 何かヒントが探せれば…と思っての事である。
介護を受ける者 介護に当たる者の距離が掴めるまで もう少し時間がかかりそうである。 利用者さんにも そのことをお伝えした。 「ご家族も悩んで考えられていると感じます。私も厳しい娘でしたから…」と。
家に戻って お昼をお腹に詰め込んで直ぐに 役所主催の家族会に出向いた。精神科医のお話の後 グループホームの職員のお話 その後質疑応答。 この時に また 介護者の悩みをお聞きすることになった。
認知症初期での受け入れの難しさをまた教えられた。 今日は 介護者が皆さん娘さんだった。 グッと言葉に詰まる場面で 過去のわが身に出会うようだった。
認知症初期で これまでの生活をどう切り替えていくか…親に対する深い思いの中の悩みに大きくため息がでた。 世の中は 介護予防に走り出したけれど…デイにつなげない時のサービスの対応が まだまだと感じた。
医師は「認知症であっても 初期はまだまだ普通に暮らせます。普通に接してあげて大丈夫ですよ」とアドバイスなされていた。 それが 良いと思う。
会が終わった後 介護に余裕があるなら 高齢者のための教室に一緒に通って楽しむ方法もありだと思うと自分の経験も含めて伝えた。
会を終えて家に戻ったら ファクシミリが届いていた。 ある特養の試みで 薬による便秘対策を避けるため キダチアロエを使って便秘対策を取っているというものだった。データも付いていた。 また 自分のマグラック使用量と多く摂取した経験結果もメールで送ってきてくれていた。 友人よ 貴重な資料をありがとう♪ 言わなくとも知りたいと思っている事伝わるんだね。 改めて感謝。 迷いながらも 頑張ってみるよ♪
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