母のタイムスリップ日記
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今朝も食料を持って施設へ向かう。 明日から お天気が崩れるというので洗濯は外せない。 昨日の分と2回まわしてから母の所へ行く。
他の方の食事は済んでいたが 母は介助を受けて食事中だった。 職員とバトンタッチして介助。 家からは 朝作った蕪の柚子入り甘酢漬けと刻みオクラの大根おろし和えと小さなじゃが芋を茹で仕上げにお醤油を入れて鍋の中で転がしたもの。 じゃが芋は吐き気を誘発しないというので急遽持って行くことにした。 オクラのおろし和えは スルッと入るので メカブ代わり。 いくら良いと言っても毎日メカブは 飽きも来るだろうし…。 朝食を半分食べ終えていたので お粥さんを残してじゃが芋を一粒食べて貰い 後はオクラのおろし和えを少しと蕪の甘酢漬け。
食後トイレ誘導。 これが 着用しているズボンまでぐっしょり。 ま 尿量が多いという事にしましょう! トイレでハッカオイルを使ってお腹と腰をマッサージした。 頭髪は綺麗に梳かしてあった。 洗面 歯磨きを済ませ 着替えをして 室内で腹筋運動を始めた。
その後 お散歩に出た。 出る時は 気乗りがしない様子だった。 午後には お天気も悪くなるというので 早めのお散歩にした。 唄いながら歩く。 散歩の拍子に合わないが♪まぁぼろぉしの〜かぁ〜げをしたいてぇ♪で唄いやめると♪あぁめにぃひにぃ〜♪と母が続けた。 歌も出る位だから…と思うが 歩くほどにどんどん前屈になっていく。 足は動くのに…。 だから 母の視線は地面に向く。歩く速度も結構速く 距離も長くなっていたのだけれど…。 折角 外に出たのだからと立ち止まり 菊の花やススキの穂を眺めた。 裸木になりつつある桜の木を見上げ 今度は落葉した葉っぱを拾って手の平で愛でた。 「きれい!」と母。 この言葉を引き出せて良かった。
ブランコのある公園に立ち寄りベンチタイム。 母を座らせて 背中に膝を当てて肩を抱えて前屈の姿勢を正した。 母は気持ち良さそうだった。 言葉掛けで前屈の姿勢を正すのは 今日は無理みたいだったから。 次に両手を出来る限り上に上げてもらう。 母は精一杯あげても斜め45度くらいしか上がらなかった。 仕方ないので また 肩を補助して両手をばんざいさせた。 次は 出来る限り腕を前に突き出してもらう。 これは 何とか自力で出来た。 その次は 片足ずつ 膝を上げて貰い 次に両足。 足が痛いというので 膝から下をマッサージして再度チャレンジ。 こんなことを 幾度か繰り返した。 少しでも腹筋運動できればと願っての事。 母も嫌がらずに協力してくれた。
「サッ行こうか?」と言うと「まだ」と言うので 今度は向き合って立ち膝の屈伸運動。これも曲げ方は弱いが出来た。 それから また 歩き出した。
次のベンチタイムは 橋の上。 石のベンチなので座るとひんやりして これじゃいかんと思い また歩き出す。
次の公園では 小山登りを2回。 そして施設に戻った。 そうそう 今日から お散歩には皮の手袋を使いだした。 血流が悪いのか 手が冷たくなってしまうから。
施設に戻ると母のほっぺたは 冷たかった。 身体は冷えていないようだけれど 風が当たる所はやっぱり冷たくなる季節だな。
それから トイレ誘導 次に下剤の挿入。
もう昼食の時間だった。 母には少し早いけれど仕方ない。 ゆっくりと介助して昼食。 じゃが芋は おやつの時に廻して貰う事にして 施設の食事プラスオクラのおろし和えと蕪を食べてもらう。 他の方にも 蕪を味見して貰った。 割りに調子よく 食事が出来た。
それから 歯磨きトイレ誘導。 下剤が半分溶けて オムツに出てしまっていた。 これは 起きている以上仕方がない。
窓辺でちょこっと背伸びを繰り返して…。 ソファーで休息。
今日も昼食を外すと言う訳には行かないので 施設を後にした。
帰り際 便が下りてきていると思われるがまだ出ない事を職員に報告した。 夕方までに 探ってみるという事だった。
お腹の中は 手探りの感触でしか判らないのでジレンマである。 ガスもボチボチ出ているので 安心材料と職員は言っていたけれど…。
朝起きて「電話がなかった」とホッとする日々は まだ続きそうな気配。 腸閉塞だけは避けたい。
母には頑張って貰うしかないが…「いきみ」を思い出してくれれば良いのだが…。 職員は母の他の入所者と比べても腹筋力は断トツと言っていた。 だからこそ 「いきみ」さえ復活できれば…と願うのだ。
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