母のタイムスリップ日記
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2006年11月17日(金) ふぅ〜


 夫にお弁当を作り 朝食を出して 母と娘に茶碗蒸しを作る。
だしは 昨日作っておいたし…。
洗濯もせず朝食も取らずに家を出た。
家を出る前 施設から電話があり「夜間はぐっすり寝てました。今朝も特に不快そうではないです」という事だった。

駅までスタスタ歩いて 後はタクシーで施設まで。
施設では朝食が始まっていた。
居室に入ると母が布団の中からニコニコ。
おしゃべりもはっきりしている。
暫く様子を見てから「起きて見る?」と聞くと「起きる」と言う。
立ち上がり介助でトイレに誘導。
立ち上がりも出来る限り自力で立ち上がるように手だけ支えた。
こういう時にお腹の筋肉に力が入るからである。
朝 コロンと一個出たと聞いたが 排便の気配は感じなかった。

トイレから出て着替えをさせた。
職員には 着替えもこちらですると伝えて置いたのだ。

「お腹が空いた」と母は言う。
家なら 起床時にお茶を飲ませて様子見し次には 食べ物を運ぶ所だが…。
昨日の話しでも 朝食介助で判断しますという事になっていたのだが…。
いきなり食べ物と言うわけにも行かず…暫く 腹筋運動をして貰った。
椅子に座って膝を上げる動作。立ち上がり手すりに掴まって背伸び運動。膝の屈伸。
出来る限りお腹の筋肉を使って貰うような運動を取り入れた。
トイレで「いきんで」と言っても通じないが 運動は出来るから幸いだ。

運動後 ほうじ茶に生姜の絞り汁をいれて 飲んでもらう。
最初は100cc。一口飲ませて様子見しまた一口…といった具合である。
母は湯飲みを持って自力で飲み始める。
口に含んで暫くおいてゴクリと飲み込む。
全量飲み特に変化がないので更に50cc追加して飲んでもらう。

それから 座薬の下剤をかけるためトイレに誘導。
職員がして下さると言うのでお任せした。

暫くは動かさないで椅子に座って手遊び。
最初はリズムに合わせて お互いの両手あわせのみ。
次にせっせぇのよいよい ♪いまは やまなか…♪の歌に合わせて手遊び。
出来ないだろうと思ったら ちゃんと出来た。
母はリズムが好きだからなぁ〜。

小30分経過してからトイレ誘導。やりました!
全量じゃないのが残念だけれど 拳より多い量の固い部分だった。

昨日は 同じようにしても出なかったと言っていた。
今日は 室内を歩いたり 運動したり…。
言葉も理解で来ていない風なので(言われた事を反芻するのだが 全く違う言葉になっている)紙に書いて 視覚からも理解してもらうようにした。
読んで「あ〜」と理解できるようだが いきむまでは繋がっていかない。
背中やお腹をマッサージを繰り返した。
もう少し頑張れば…と思ったけれど 無理はしないで置いた。

まだ残っていると思われるので 浣腸にするか薬を増やすか決めなくてはならない。家なら パッパとできるところも 施設だと医師の了解が必要との事で罹り付けの医師に電話して指示を頂く。
薬より浣腸の方が早いという事だった。
施設長 お休みの所 こちらに向かってくれるという事だった。

その間に 母に食べさせる事にした。
アボカドを半量。茶碗蒸し。マーボー豆腐の肉抜き少量。何れも家から運んだ物。それにお粥 少量。
アボカドは 吐き気を誘発しない食べ物という事で持ってきたのだ。
マーボー豆腐にも にんにくやニラが入っており これも吐き気を誘発しないという。

完食し ほうじ茶を更に飲み薬を服用。

歯磨きを済ませて一休み。
それから 浣腸。
布団に横になって3人がかりで…。
暫く時間を費やしてから トイレに行ったが ほぼ空振り。

出来る限りの手は打ったので それから散歩に出た。
薬の他に何かないかなと薬局に行って マルツエキスを見つけて 使ってみる事にした。
乳児用の便秘薬である。

歩く事は嫌がらなかったが 母の主張が激しかった。
曲がり角では「こっちに行く」と強く言い出す。
「向こうに用があるのよ」と言っても母には拘りがあるようで 向きを変えない。母の意思を尊重する。たとえ そこが行き当たりであっても 母の意志に沿って…。
突き当たってから「あれ ごめんまちがえちゃった。向こうだったわ」と向きを変えて元のルートに戻るといった具合。
これは ドラックストアに入っても続いた。
購入したい棚がもう直ぐでも 違う方向に進み出す。
カートだって 押すと言ったり 一緒にと言ったり…何か信念があるかのような動きだった。
母の意志に任せながら 最終的にはこちらの意思に…と動き回った。

帰路も同様だった。
施設に着いてエレベーターに乗った時「お疲れさまでしたね。無理させてごめんね。協力してくれてありがとう」と言ったら「こちこそだわ」と言う。

玄関に入ったら 今度は靴を変えないと怒り出す。
更に椅子に座ったら動かないと言い出す。
気の済むままにして貰った。

初期の頃のような頑固とは違う。
何だか判らないけれど そうしたい意思があることだけは感じる。

その間にマルツエキスを職員に説明して渡した。

母の所に戻ってお部屋に行こうと誘った。
其の儘 トイレ誘導。
お腹をマッサージするとガスがスッと数回抜けた。
お腹の張り具合や固い部分が すこしずつ変化しているのを感じる。
何とか 動き出してくれればよいのだが…。

トイレ後 お茶を飲んでもらう。

こちらは 朝からお茶もご飯も口にしてない。
生協の荷受があるし 娘の事も気になるので1度中抜けしてお昼を食べに帰るつもりだったのだ。
もう 既に生協の配送は済んでいるだろう。注文書出せなかったわ!
娘も 何とか食事済ませたようだ。

そろそろと帰宅する事にした。
特に寝たきりになるような心配はないのだけれど 順々に母の対応があって単独の外出もできなかった。

買い物して 夕食を作って食べたのは7時過ぎ。








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