母のタイムスリップ日記
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| 2006年07月22日(土) |
若年性認知症の講演会へ |
行けるかどうか判らなくて 申し込みをしていなかった講演会だった。 何の動きもないので 急遽講演会に出向いた。
講演は始まっていた。 アルツハイマー病に対する認知リハビリテーション 若年認知症の方が安心して生活できるために のふたつの講演と 家族の体験談 その後 精神科医と家族とサポートする立場の人のシンポジューム
認知リハビリテーションは 過去に自分が母の介護で取り組んだ事と重なった。違うのは データに基ずいているという事。 私は 母の顔を見ながら手探りでなしてきた事。 おそらく みんな 置かれた状況の中でそれぞれ取り組んで居られている事だろう。 講師が後半で言っておられた「それぞれに合ったリハビリをする事が大事だから…」と。 リハビリは 基本的には 最後まで続くものだという。 ただ 止めるタイミングと言うのも大事だそうだ。
安心して生活できるために…は 医師のスウェーデンで感じた経験談を聞かせて頂く。 「障害」の捉え方が根本的に違うという事。 勿論 予備知識はあったのだが。「障害は誰にでもあるもの」と言う捉え方で妊婦が階段を下りられない事も障害と言う認識にビックリ。 つまり 誰もが障害を持っているという認識である。 これはWHOが捉える障害と根本的に違っていた。 若年認知症デイの基本は 滋賀県の「物忘れカフェ」だとも言っていた。 生活のキーワードなるものを4点 1.社会性 2.役割 3.達成感 4.個別的継続性を上げておられた。 これも これまで母の介護で取り組んで来た事と重なる部分が多かった。
シンポジュームで精神科医の言葉。 これまで「鬱」と診断されるケースが多かった。 「鬱でない」と判った時 担当外となり神経内科等に廻されるが 関った医師は担当外と廻さないで継続して診察に当たって欲しいと訴えていくと話されていたのが印象的だった。 家族会の方のお話しも心に残った。 「暴力 暴言でのサービス利用が出来なくなりそうになった時ケアマネさんの仲介で危機を乗り越えた経験談を聞かせて頂く。 ご家族は「何故そうなるのかを考えて欲しい」と訴えておられた。
今回の講演会は若年性認知症だったけれど 基本的な部分は高齢者の認知症介護にも通じる事だった。
今日の講演会に参加して 薬物治療から非薬物治療へ転換されてきている事を実感した。ようやく…と言う思いがあった。 また 痴呆症(現在認知症だが)の介護が日の目を浴びて 臨床例も多くなり 終末期のあり方にも目が光り出した。 母の進行に間に合うかどうかぎりぎりの所だ。 私の手繰り介護はこれからも続きそうだ。
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