母のタイムスリップ日記
DiaryINDEXpastwill


2006年05月20日(土) 同窓会


 毎年 5月の第三土曜日は学生時代の同窓会と決まっている。
何時から始まったかは知らない。
がこの数年 参加している。
昨年はこちらで開催。
今年は 故郷のとある温泉で。

新幹線に乗り車窓の景色をボンヤリと眺める。
生憎の曇り空。
しかし 故郷が近くなってくると 雲の合間から見える山々には はだら雪が見えた。
ふもとの山は 新緑に包まれ 赤い山ツツジやピンクのシャクナゲがテンテンと見えた。
里に下りる少し手前では 八重桜が未だ咲いていた。
季節を逆戻りしている感じだ。

田んぼには水が張られて 早い所は田植えも済んでおり小さな苗が規則正しく植えられていた。

自分の生まれ育った所からは30キロ以上離れている所。
そこの駅に降り立ち温泉に向かう。

温泉近くの田は未だ掘り起こされてもいなかった。
つい10日ほど前まで 雪が残っていたという事だった。

宿に到着して部屋に向かって歩いていくと部屋から懐かしい声が響いてきた。「早かったね」とみんな歓迎してくれた。

初参加の方もおり「わぁ〜変わらない…」と。
お部屋のテーブルの上には 皆さんが持ち込んだ美味しい物がいっぱい広がっていた。

「あなたの指 細かったのに すっかり太くなって…主婦しているのねぇ〜」としみじみ言われた。
そうか 肌理が粗くなっただけでなくて太くなったのか…と改めて自分の手を見て 流れた時を思った。
いつもはそんなこと考える間もなく過ぎていくのだが 30年以上ぶりに出会う人は 若い時の印象を覚えていてくれるんだなぁ〜。
話しこむと やはり学生時代の雰囲気は変わらず残っている。
洋服の好みも変わって居ない人もいる。
やはり 女性だけの集まりだとそういう細かい事覚えている人は多いのだな。

宴会が済んでも話しは尽きなかった。
看取り 介護 孫…とこの年代ならではのお話だ。
母の事を知っている方も多いので デジカメに残っている母の日の母の姿をお見せした。「認知症を感じさせない落ち着いた表情ね」と言われた。
しかし 私の日記を読んでいてくれる友人は「大変だったけれどほんと元気そうで…」と喜んでくれた。

夕闇の中 遠くで蛙の大合唱が聴こえた。
懐かしい響きに耳を澄まして聴きいった。 


はな |MAILHomePage

My追加