母のタイムスリップ日記
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2006年04月19日(水) 機嫌は上々。。。


 母はご機嫌だった。
何故かは判らない。
でも職員が今朝 頭髪を蒸しタオルを使って直してくれたみたいだ。
それでも 母の頭はボサボサだったので申し訳なさそうだった。
「水で濡らすだけの方がいいですよ」と伝えた。
頭が痒そうだったので ドライシャンプーをして頭髪をスプレーで濡らしてからヘアエッセンス(油)を塗った。
それから 昼食。
今日は残りご飯でオムライスを作り 後は長いもとトマトを持参。
施設の昼食は麦トロ。母はオムライスの方が好物なので半分強分けた。
やはり自分から箸を伸ばして食べていた。
後はカジキマグロ。今日のカジキマグロはパサパサ感がなくて食べやすそうで美味しかった。(ちょっと味見程度だけ貰った)
とろろはトロロ昆布のお澄ましに入れて食べて貰った。
長いもは 大を出やすくしてくれるので多めに切って全て摂取して貰った。
酷く息まないでもいい筈だ。

食事が済んでからリハビリ。
教育テレビの健康で認知症のお話だと介護仲間が教えてくれたので 今日はリハビリの見守りをせずにテレビを観た。
リハビリ中も居眠りをするほどゆったりしていたようだ。
「おかちゃん」が一言も出なかったそうだ。
そう言われてみて 私にも 一言も「おかちゃん」と言っていないと思った。

リハが済んだら 職員から「今日はSさんのお誕生会でお茶のみに外出するのですが参加できますか?」と聞かれた。
おめでたい事なので 同行させて頂く。
行き先は「お花屋さんのカフェ」
コーヒーとケーキとサンドイッチを食べた。
今日は お店を見渡せる向きではなく 顔見知りと向き合っての席だったので終始ニコニコ。お話にも「あはは」と幾度も笑った。
こんなに笑い続ける事は久しくなかった。
水の入ったグラスを紅茶の器に入れようとしたり…フォークの手の方を吸おうとしたり…いろんな場面は有ったが それは注意していればどうって事もなくて声をたてて笑ってくれる方が やっぱり嬉しい。

そこで入所ご家族から「近所の方がね…。認知症を遅らせるお薬を飲んだら
暴言が酷くなって 同居していた家族が逃げ出してしまったの。どうしたらいいんでしょうね?」とお話された。

この事は お祝いの席にはふさわしくないので 施設を出てからゆっくりとお話した。
「他にお薬飲んで居ないの?」と聞くとどうやら別のところにも通院なさっておいでという事だった。
薬の関係かも知れないし ひょっとしたら脳血管やアルツ以外の病かも知れないし…と伝えた。
進行を遅らせる薬は 精神科で処方された様子。
という事はCTやMRI検査も済んで居る筈で…。
でも病の特定は専門といえども 難しいと聞いている。
現在1人で過ごされているが大丈夫だろうか…。毎日のように家族に電話してきて家族は電話に出るのも嫌と思われている様子だという。
「ご家族のショックあると思うので…あまり責めない方がいいかも。
民生委員さんか役所に連絡して事情を伝え ヘルパー導入してみたらどうでしょうね」と伝えた。
経済的な事を伺うと余裕ある暮らしの方だったので…暫くは大丈夫だろうと思われた。
しかし ご家族が別居なさる折 お財布を全て持ち出しておられるという事でどうなって行くかが気になった。
しかし 入り込めるのはここまでだ。

話しの流れで 最近ご家族のお金持ち出しが多いという話しになった。
後見人となっても本人のためにお金を使う人だけ出なくて…お金を残して遺産として受け継ぐ…という事も現実には起き始めているようである。
なかなか難しそうだ。

さてと 今日も排泄誘導率は完璧。
今日のような上機嫌の日がいつもとは限らないけれど…こういう日は 母も私も快適だ。


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