母のタイムスリップ日記
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2006年04月10日(月) 初めてかな?


利用者さん訪問。
久しぶりに「はぁ〜い」と高いトーンの声がインターン本越しに聴かれた。
調子戻されたかな?

ご家族が 最近怒らないそうだ。
「しっかりしてくれよ」と励ますように言ってくださるそうだ。
スポーツジムをやめたら すっかり外出が減っている事を心配なさって居られるようで「今日は 外に出た?散歩しないと 呆けてくるよ」とも言われるらしい。この辺までの言葉掛けは 割りに気にならない様子だ。

ご家族は お風呂にお湯を張っていかれたそうだ。
きっと 先だっての面談で 利用者さんと買い物に出かけた時 説明を受けられたと思う。
スポーツジムをやめられたので 入浴も家のみとなったので ご家族も配慮なさっているのだろう。

「昨日 テレビを見ていたら 歩くのに優しい靴があるそうですね」と言われ それを購入したいと言うお話だった。
買い物に出たついでにデパートに寄ってみた。
しかし 見た限りお好みの靴はない。
お持ちの靴も 十分歩きやすい靴。
後は スニーカー型の靴になるのだが どうしても馴染めないのだ。
母も スニーカー型のシューズは どうも嫌みたいで いつも利用者さんと似た様な靴である。

「紐があってもファスナー付きも有ります」と店員さんは勧めた。
利用者さんは 履いて見られたが いつも立ったまま靴を履かれる事を思い出し「無理ではないでしょうか?」と伝えた。
利用者さんは「?」と言う顔をなさったので「ファスナーをしめる為にかがまなければならないのでは?」というと「そうね」と納得なさった。
「今お召しの物は 歩きやすい靴ですよね」と店員さんに言うと「そうですね」という事で 今日は購入せずに戻った。

他に野菜や魚等を購入し戻った。
後はいつものように調理して お風呂にお湯を張って終了。

午後は母のところへ。
母は 今日は頭がボンヤリしている日のようで反応が遅かった。
「頭 はっきりしない?」と聞くと「うん」と言っていた。
雨も降り出したし 母の手足も冷たいのでお散歩は断念。
居室で持ち込んだものを食べてもらう。

その後居室でキャッチボール。
「五月蝿い」という人がいるので 遠慮していたのだ。
始めは50センチ位離れて…それから徐々に離れる距離を延ばして 3メートルくらいまで離れた。
離れる度に「そんなに…」と言う母だった。
が見事なコントロールでボールを返してきた。
母は一球入魂でもするように 掌でボールを転がし息を吹きかけてから投げていた。
とうとう 居室のドアを開けてキャッチボールとなった。
すると職員が 他の人も呼んでくださり みんなでキャッチボール。
おやつを挟んでキャッチボールは続いた。

いつもなら「五月蝿い」と言う方も 今日は「私 得意なの」と満面の笑みでボールを投げた。
フロアの女子全員が皆でキャッチボールを楽しめた。
朝から「肩が痛い」と寝ていらした方も ボール投げを楽しみ「あれ 肩大丈夫?」と聞かれて「全然 痛くなくなった」とご機嫌だった。

みんなで機嫌よく楽しめるって きっと始めてかも知れない。

母のトイレ誘導は全て成功。



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