母のタイムスリップ日記
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2006年04月02日(日) はざまで…


朝 施設から電話があった。
「お日様が射しているので 時間を繰り上げてお花見します」という事だった。そりゃ できれば外でみんなで楽しめた方がいいもの…と思い 早めに出かけた。職員も早めに出勤して仕込みをしてくださった要る様子だった。
雨は落ちてないが 風が出てきていた。
外で職員が椅子を片付けていたので 声をかけると…。
「今日は 中で行います」という事だった。
「残念!」

と言う訳で 2フロアに集っての分断お花見となる。
それぞれのフロアからは 桜並木が見えるのでお花見気分は出る。
職員が作ってくださったお食事を皆さん美味しそうに召し上がっていた。

途中で 昨年亡くなられた方のご家族が ボランティアで手品を見せてくださった。母は ある手品をみて つぼに嵌ったらしく「あははは…」と声を立てて笑い転げた。
ようやく表情が戻ってきたのだと嬉しくなった。

母は職員の作ってくださったご馳走をお変わりしながら随分沢山食べていた。他のフロアの方とも楽しくおしゃべりできた。(母は他の人と会話は無理で…)

お花見が済んで 母とお散歩。
母の足取りは軽くて…歩くのもかなり早かくなっていることに驚いた。
歩き始めたら 介助なしでも10歩位はスタスタと歩いた。
時折 不安定になるので目は離せないのだが…。
良い方に向かう時もやはりググンと言うタイミングがあるんだなぁ〜。
後は立ち上がりだなぁ〜。

実は お花見の始まる前に 4月からの施設が変わると言う説明を受けた。
理事長と施設庁 家族は2家族。先に遠距離にお住まいの1家族には説明済みという事だった。

お話を伺い これまでと違って施設を立ち上げ時の経緯から 今回の役所との問答についてきちんとお話くださった。
おそらく 制度的に見ると施設側ピンチ。
私は 入所当初から気持ちの上で求めていた事を役所の係長が取り組んでいている事を知った。
ただ これまでの歳月を通じて介護を受ける側の環境もかなり厳しい状態である事も施設内に限らず見てきて学んだ事もある。
こういう説明をもっと早く話して頂ければ…と思った。

結局の所 入所者として近々に困る事はない。
要に行政対業者の構図。
しかし 決裂すると 母は1ユニットのグループホームに移動になるため居室を移動という事になる。
これは きっと母だけの事かもしれない。。。
ここに来て(病の進行)の居室を代わるという事は 痛手。
母の居室は 角部屋のため ベランダの他にもうひとつの大きな窓があってその景色で母は随分慰められて来ている。
移動するフロアの角部屋は空いていないそうだ。
今は 母のためにそこに役所からのクレームが入らないで欲しいと思う。

施設側も 入所者に迷惑をかけないよう配慮すると言ってくださった。
役所と事業所の問題ではあるけれど 実はボーダーラインの入所者の存在がある。そこをどう救って行くかを慎重に探って欲しいと願っている。
経緯を聞く限り 事業所に依存してきた役所の姿もある。

役所に聞けば「事業所の受け入れがあれば…」と言うし事業所は「役所側の認定が下りれば…」という事がひとつの事業の立ち上げで言われる。
この辺が 住民にはなかなか見えてこない所である。
双方が住民の状態や現状を真摯に探り 猶予と言う期間を持ちながら住民のために解決して欲しいと切に願わずにいられない。

在宅のサービスも利用者には見えてないが こういった役所と事業所のやり取りが潜在的にあると想像している。
医療面でも大きく変わってくる。
社会的入院を排除する試みの中に 投げ出されて困る人の出ないことを祈る日々である。
どちらの問題も財政難が大きな理由だ。
それも これから先の財政難を見込んで…と言う。
何をどう削っていくのか…住民としては じっくり見ていく事が必要だろう。


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