母のタイムスリップ日記
DiaryINDEXpastwill


2006年03月13日(月) また一歩前進だよ!


利用者さん訪問。
金曜日に親戚の方と出会ってご兄弟が泊まられた筈で混乱があるだろうと想像しながら出かけた。

玄関を入って直ぐ「困った事ができましたの」と言われた。
「テレビの…が何処かに行ってしまったのです。内緒にしなくちゃいけないから はなさんが来るのを待っていました」
どうやら リモコンが行方不明になって土日を過ごされた御様子。
ご家族も見えたが何食わぬ顔でお過ごしだったらしい。
テレビを観たい時は リモコンを使わず「機械音痴だから」とチャンネルを替える事もせずに…。
「ベットの廻りしか考えられないのですけれど、足が曲がらないから覘く事も出来なくて…」といわれたので 直ぐにベットの下を覘いた。
「ありましたよ。勘は的中です。記憶しっかりなさってますよ」と励ました。ホッとなさっていらした。

その後 先日の出来事を話され始めた。
話し始めは とても早口で つっかえつっかえ言葉を捜しながら話されたので 注意深く話を伺った。
1時間の間 言葉を挟んだのは3.4回でお1人で話し続けられた。途中時計を見られたので きっと時間を気にして居られたと思う。

話しの中味は「介護保険の手続きをする」という事で「今日 罹り付けの医師に通院して診断書を頂く」というお気持ちだったようで「通院介助を御願いしたい」とも言われた。
しかし 利用者さんは かなりお疲れで 足も浮腫み腰も痛いと言われており 通院が良い結果を齎すと思えなくて…。
「申請はいつでも出来ますから 少し先に延ばしましょう」と伝えたのだった。 利用者さんは 了解してくださった。
おそらく 体力的に無理だろうと判断なさったのだと思う。

ご兄弟が ケアマネさんとお話したいと言われたらしく日にちの調整をなさろうとしていた。
「今は かなりお疲れのようだから 来週になさったらどうでしょうか?」とお勧めし 利用者さんも納得なさった。が ご兄弟に日にちの打ち合わせのため電話なさると「早い方がよい」と押し切られ明後日という事に決められてしまった。

何故 後に延ばそうとしかと言うと 体力的な事に加え 金曜日ケアマネさんとお話をしてご家族も「今のままで…」と希望なさってお出でだと伺い 急激に替えていく事はいろんな摩擦が起きてしまいそうな状況もあったからなのだ。
しかし決めてしまったら そうも言っていられない。
細かな事は再度ケアマネさんに報告して 上手にリードして貰わなければならないだろう…。

電話を終えると「もうひとつ 内緒の事」を相談された。
電話の子機が通話中に切れてしまうという事だった。
それを証明するのに 子機で利用者さん宅に電話をなさった。
「?」話中になってしまうのに…。「駄目だわ」と言うので 我が家に電話した。我が家は留守電になっているので…。
「ちゃんと通じますよ」と伝えると「壊れた訳じゃないのね」と安心なさった。きっと受話器をきちんと置かなかったせいで充電が切れたのだろうと思う。他にもダイヤルを廻しきれなくて 幾度も間違い電話。傍で見守りながらダイヤルしてようやく通じるという事もあった。

母も電話では 似たような事起きていたなぁ〜と思う。

この調子だとキッチンに立つのも大変だろうと思い 急いで食事の支度をし
買い物に出た。利用者さんは お留守番。
2.3品作って時間オーバー。今日は 混乱なさっておられるし 時間オーバーもきがついてお出でなので…サービスという事に。

家に戻って ケアマネさんと連絡をとり明後日の件と今日の状況を伝えた。

それから 母の所に向かった。
今日は 「ぶんたん」をむいたものを運んだ。少し便秘気味なのが気になっていたからだ。
母は不安そうな表情をしており職員が傍に付いて下さっていた。
職員が離れた時 母の傍に行くと…。
「便所に行きたい。腹が痛い」と訴えてきた。
思わず耳を疑った。自分からトイレに行きたいと言えなくなって随分立っている。タイミングを掴み面会中は誘導に努めて 失敗は殆どなくなって来ていたが…。骨折してから 自発語も少なく話す事も日本語とは思えない時も多くなっていたので 努めて「判るからね。だからいっぱい話してね」「トイレでちゃんとできて良かったね。嬉しい!」と言ってきた数ヶ月だった。
まさか こんなに早く言えるようになるなんて…。
トイレに入ると訴えの通り 小も大もしっかり排泄。
「うわぁ〜い ばんざいだ!有難う 頑張ったね」

排泄直後は涙ポロポロだった。感激のあまりなのかな?
でも直ぐに機嫌が良くなり 洗面台での手洗いも指の間までゴシゴシと洗っていた。

居室で 持参した「ぶんたん」を食べてもらう。
母は 皿に手を伸ばしてせっせと食べ始めた。
その後 おやつ。これはホールで皆さんと一緒。
頭から尻尾まで餡の入った鯛焼きだった。母は丸ごとぺろりと食べていた。
「あなた食べなさい」とは言わなかったぞ!
お茶も 沢山飲んで…。
みんなと歌を唄っていた。歌は得意だったがみんなと一緒に歌う事は最近なかったもの…。終始ニコニコであまりのニコニコぶりに職員や他のご家族がつられて笑われる程だった。

雪が舞い始めて 面会にいらしたご家族の車に乗せて頂き帰宅。


はな |MAILHomePage

My追加