母のタイムスリップ日記
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2006年02月23日(木) 自分に課したノルマ


 地域の活動団体のパネル展示の準備が夜に有った。
地域の40団体が参加という事だ。

家族会として参加する事にした。
少し早めに会場に出向く。
準備もあまり良くないので 早めに出かけたほうがよさそうと思ったからだ。でも 会場に指示を出せる人はなくて…。
実際の動き出したのは 予定を10分ほど過ぎてからだった。

既にパネルに準備してあるところが多かった。
説明会には 予定が重なり出られなかったので 電話でお聞きしたのだが事前準備の話しは無かったので焦ってしまった。

貼り付ける物は 下準備し小道具も持参した。
小道具のひとつに母がデイで作った折り紙で作った雛人形を持参した。
赤い布を毛氈に見立てて貼り付け重ね折りで仕上げたお内裏さま。顔も母が描いた。
もう 6.7年前の作品。紙に包んで保存してた物を出してきた。

今回の展示場所は お店の中の広場。
そこで 作業する訳にも行かないと言うので 別の場所に移って作業。

作業していると展示の場所が決まったと知らせに来てくれた人がいた。
同じ所に所属して活動している方である。
迷いながら作業していると執行部の方が「8時までには作業を終えてください」と言う。
それを聞いて気の毒に思った同じ所属の方がお手伝いしてくださった。
「こういう展示で お仲間が増えるという事有りました?」と伺うとそれはないという事だった。
「こういった パネル展示に参加する意味は どうなのでしょうね?」と伺うと「自分に課したノルマなんです」と言われた。
その方は いつもお1人で展示なさっている。
趣味や遊びでない活動をしておいでなのだ。
うちの場合 誰かしらお手代いしてもらえる。

「そうか ノルマね」
声を出さずにこの言葉を 心に刻み込んだ。
会の広報をするため認知症の理解を深めて貰うために パネル展には参加している。
今日は お手伝いの人が少なくて80歳を越えた方がお1人。
とても心苦しく 申し訳ない気持ちになっていた。
これからは こういうパネル展示の時は前もって準備して 当日は私だけで動く事にすれば良いのかな?
展示の度に「面倒だなぁ〜」と思うことが多くなってきていた。
私もノルマと言う負荷をかけて行かないと タラタラしてしまうなぁ〜。

考えてみれば 母の所への面会だってある意味では自分へのノルマだろう。
施設では 一応介護して頂ける。
でも 在宅で介護しないのだから 母のための時間を意識して作らないと母が見えなくなってしまいそうだもの…。
このノルマは 産んで貰った感謝もあるが 利息も付く。
夫が先日言った「あなたのお母さんは 認知症になっても教えてくれている」という事はおそらく利息だ。

病にならないに越した事はないが それでもこの病から学べる事は多い。
病の本質を知ることもそうだが こうやって地域と関って行く事も母の病が有ればこそだ。

夫が「家族会の会員は何名?」と聞いてきた。
「立ち上げた時の8倍」と言ったら「凄いな」と。。。
夫の理解も深まり 活動で留守になっても機嫌が悪くなる事はなくなった。
これは 我が家では凄いことです。はい。


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