母のタイムスリップ日記
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2006年02月07日(火) 軽やかな姿勢


 昨夜遅くから降り始めた雪。。
朝は銀世界。でも湿った雪で気温も上がると言う予報に気をよくして 洗濯物をいっぱい干して 母の所に出かけた。

家族会の日で ほんとはゆっくり準備してから行きたかったのだが 施設で負担になっては…と言う思いと母の事が案じられて…。

予想に反して母はニコニコ笑顔だった。
今日は予定時間通りに食事が始まる気配。
母には昨夜 沢山作った煮物を持参した。
大根 人参 牛蒡 レンコン コンニャクを大きめに切って鶏肉と共に煮込んだもの。

考える所があって 今日は居室で食べて貰う。
居室のカーテンを開けて「雪が降ったのよねぇ〜」と言うと「あの白いのは雪か?」と聞いてきた。「そうよ 雪いっぱいね」
先に煮物を口に運んで貰う。
「んまいよ」と食べる。大きな野菜だが入れ歯や歯茎には食べかすが溜まらない様子だ。いっぱいいっぱい ほおばってもちゃんと咬んで飲み込んでいる。やはり口の中に食べかすが溜まるのは 食べ物に寄るような気がする。
施設の食事はカレーライスとサラダとフルーツ。
こちらもきちんと食べ終えた。

歩きの方は 今朝は大丈夫だったという事だった。
しかし ホールから居室まで歩く様子を見ていると 足を引きずっているので注意は必要。

職員が「外出の時 石に躓いたりとか なかったですか?」と聞いてきた。
「足が痛い」と訴え 歩きも大変そうだったので手を引きながらだったので躓く事はなかったと伝えた。
ただ 直前にバランスを崩し椅子にうまく座ったがあの時にくじいた可能性は有ると思うとも伝えた。
私も職員も傍にいて 思いがけない展開にヒヤリとしたのだ。
しかし 何故 そうなったか…そこがイマイチ不明。
手は繋いでいたので気配で危ないと感じて椅子まで…と身体を持って行ったのだ。私の手には 着用前のコートとバックがあったので足の所までは目が届かなかった。平らな場所なので。

同じように腫れて 通院して骨がすかすかと言われる人も多いらしい。
圧迫骨折以前に自然に骨に穴が開いていたという事もあったそうだ。
母の快復振りをみて「骨が丈夫なんですよね。骨折以来の様子を見ていても感じます」とも言われた。
母との暮らしの中で 一番気にして努めて来た事である。認知症初期には5キロ近い道を毎日歩き デパートでは階段を上り下り…。
母自身も若い頃から カルシューム摂取と日光に当たってビタミンD摂取と心がけていたし…。

今日の母の様子では 何とか乗り切れるかな…という感じがしてきた。
しかし やっぱり 何時何が起こるか判らないという事を つくづく感じた。

昼食が済んで早々に施設を後にした。
私の昼食は 一昨日急遽作ったアップルパイ一切れ。
会が始まる前に急いで食べた。

家族会には 新しい方が2組見えた。
1組は地域のケアマネさんの紹介だった。
もう一組は 広報で会の存在を知ったと言う方。
お二人とも 大変な時期を過ぎた方だった。
「よく 踏ん張られたなぁ〜 さぞかしご苦労なさった事でしょう」と言う方だった。
広報で知ったと言う方は若年性認知症の妹さんを通院させた帰り道に寄ってくださった。「来るのがとても楽しみで…」とも言われた。
今朝は雪が降り 通院だって相当苦労なされたと思う。

妹さんは 身体がすっかり硬直なさり車椅子移乗だってかなり大変だと思う。それを電車で3.40分は掛かる所まで通院だったのだ。
行きはタクシーで 帰路は電車を使われた御様子だった。
お住まいは 私も知っているが1階のフロアから地面まで 階段。スロープはあるが 結構急だ。
降雪の後だし…。

それでも にこやかな笑顔でお話くださり 教えられる事が多かった。

もう一組の方も若年性認知症だった。
ご主人を介護なさって居られた。病となって数年を経過なさっているのだが初期の頃の対応がとても大変だった御様子だ。
男性の場合 仕事に向かうという事の対処に苦慮される。。。

幸い 若年性の方の介護をなさっている方が居られるので 早めに進行なさった事を体験を通してお話していただく。

本当は 高齢の認知症と若年性の場合と事情が異なるのだが…。
認知症というくくりの中で 共通する部分も多くあり お仲間に入って頂いた。高齢の方の介護をなさっている方に勉強になることも多い筈である。

幸い 2組の方とも「参加できて良かった」と思われた様子だったのでホッとした。
おそらく他の介護者も圧倒された所があったと思う。
皆さん「ご苦労様。。。」という心底からの表情でいらしたから…。

家族会には 正面から介護に向かわれる方 すこし弾けた視点で介護に向かわれる方様々だ。そういう様々な介護をなさっている方が集うので 助かる側面が多々ある。

他に先日役所の家族会に見えた隣町の方も見えて 家族会の様子を見学なさった。ご自身の介護体験も語って頂いた。

用のある人は 順次帰って行かれたが 残って話される方も多くいつもより30分以上オーバーした。

帰路 妹さんを同行なさった方をタクシー乗り場までお見送り。
人に頼ることなく淡々とタクシーに乗り込まれる。
お手伝いする隙もなく 日ごろの生活ぶりが想像できた。
この方は ご自身のお母様も介護中なのである。
家族会に出向いて 少しは肩の荷がおりてくれればいいのだが…。


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