母のタイムスリップ日記
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とても寒い朝だったけれど カラリと晴れ渡った良いお天気である。 母の所に出向くと 昼食の残りを食べている途中だった。 荷物もあるので 居室に入ってロッカーを整理。 あれれ 一昨日間違っていた洋服お返ししたのに また入っている。 あの時靴下も違っていたけれど…靴下はないなぁ〜と思ったら 母が履いていた。着替えの時にお返ししよう。
食後トイレ誘導すると 大小両方…。 でもトイレの様子から朝のうちに出ている気配もあった。 お腹が少し痛む様子でお天気が曇り勝ち…時に雨模様だ。 全部出てしまうまで 少し時間が掛った。
トイレ誘導の時両手で介助して 腰が少し重そうなのに 手の介助だけで立ち上がろうとした。「大丈夫?」と聞くとコックリしたので「良いのだろう」と思った。
検温後「お散歩行く?」と聞くとお天気を確かめるようにチラッと外を見て 「うん」と言ったので「外は風が冷たいからね」と伝えた。 室内から見れば 寒さは感じないのだもの…。
外に出ようと玄関前まで来た時 母の体制が崩れた。 幸い直ぐ近くに椅子があり 手もしっかり握っていたので椅子に滑り込むように座らせた。セーフだった。 職員2人が見守る中の出来事で みんなハッとしてホッとした。 靴を右足に履く時「痛い」と母は言った。 「何処が痛いの?」と聞くと「?」 履いた直後に痛いといったのだからつま先かも知れない。 でも 着替えの時(シャツから靴下まで)何処にも異常はなかったのに…。 靴下が指に引っかかっているかなと点検。それも異常なし。 「出かける?」と聞くと「うん」と言うので散歩に出る事にしたが…。
今日はデパートに連れ出そうと思っていて 支度が出来たら娘に電話して来てもらう予定だった。しかし 玄関の様子でデパートは断念。 直ぐ傍の美容院で洗髪してもらおうと計画変更。
どうも右足を少し引きずっている。 注意深く歩いた。 「大丈夫?」と聞くと「大丈夫」と言うので少し遠回りをして出かけた。 駐車場で施設長と合って少し会話。 それから美容院に向かう。 美容院に入るには階段ひとつ分の段差がある。 様子を見ながら「ドッコイショ」と上がったが上がった途端膝がカックンとなってしまった。 こちらは 予測が付いたので転倒は回避できホッとしたが母はとても不安そうだった。
其の儘 美容院に入ったので母の不安定さは強まるばかりだった。 そこにお店の方が3人揃って 母を見守ってくださり混乱は加速した。 お店の人は 母と私の言動を聞きながらケラケラと笑われる。 母の気持ちはしぼみ込むばかりだった。 「いつもの所の方が良かったな」と悔やむが後のまつりだ。
シャンプー台に座っても3人の目が母に注がれ母は穏やかでない。 「大丈夫よ」と声がけして手を握る。 椅子を倒し始めると更に不安。 今度は両手をしっかり握る。 「綺麗にしましょう」と言ってくれるけれど母には其の言葉が入り込まないほど不安な様子。 「大丈夫です」と母にともお店の人にとも言うように言ってみた。 そろりそろりとシャンプーが始まり次第に母は落ち着いた。 が今度はお店の人の方がドキドキしているのが見える。 「良かったね 気持ちいいね」とお店の人を慰めるように母に向けて話してみた。「耳だけ気をつけてくださればいいですから…」と伝えた。 「お風呂の時もシャンプー大変なんです」と言うとお子様用のシャンプーハットはどうでしょうね?」と言われた。
シャンプーが終わるとドライヤーで乾かす。 母の毛は多く時にぱさぱさして広がる事もあり ドライヤーを当てるのにもコツがいる。母は仕上がりに不満げな表情。 帽子を被らせて「綺麗よ素敵よ」と声をかけた。 鏡を覗き込み後は何も言わなかった。
美容院には加湿器があり 白い蒸気が出ていた。 それを見た母が「あれはなんだ?」としきりに言っていた。 母が見て疑問に感じた事を聞いてくるって 少なくなっているので嬉しい質問だった。
また遠回りをして施設に戻った。 今度は左腕が痛いと言う。風も冷たく気温も低いので痛みを強く感じるのかなぁ〜。
戻るとおやつが待っていた。 ウールのシャツにウールのカーディガンなので普段着に着替えて手を洗っておやつを頂く。 食べ始めたら安心したようで ようやく落ち着いてきた。 体調との睨めっこだなぁ〜。
今日は血圧も高くて…。 それでも尿量は多い。 排泄誘導は2回とも成功だ。今日は 大の方も…だ。
母の足の痛み 気温が上がればよくなるかなぁ〜。
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