母のタイムスリップ日記
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昨日の雪はおさまり 今朝は真っ白な富士山を望めた。 洗濯仕事を片付けて 母のところへ向かう。
母は 背中をずらしてソファーに座っており口には昼食のあとが残っていた。顔をあわせると「あんた来たの」といった風だ。 メモルちゃんの姿がないので居室に行くと椅子に腰掛けていた。 手を握っても反応しないところを見ると電池切れだ。 いっぱいお相手して貰ったのだね♪
そこに職員が見えて 母の様子を伝えてくださる。 「立ち上がりの不安定で後ろから支えないと危なくて…。1人じゃ介護無理みたいになっています」 「食事の介助が必要で 口にいっぱい溜まります」 「箸で小さく出来ないので刻んで良いですか」 「夜間起すのは無理なので オムツに変えて良いですか」 と話された。 それは 正月の前からこちらも感じている事で 何とか現状維持を考え あれこれ試している所だ。 でも 施設介護の難しさも承知している。
立ち上がりは確かに危険な状態だが 少し動かせば何とか動く感覚を掴んでくる。 口にいっぱい溜まるのは 暫く様子見で 食後入れ歯を外して口を漱がせて欲しい。 刻み食は心配で 食べられる物もあるので箸でつまめる大きさくらいなら…。 夜間のオムツは仕方ない。 日中はパンツでと御願いした。
職員も退行には配慮したいとは言われたが…。
おそらく 職員には無理だろう。 立ち上がらせるのに2人がかりかぁ〜。 私は1人でやっているのだけれど…。 出来る限り職員には意識していただくという事で こちらも何とか対策を考えないと…。 動かせば勘を取り戻せるのだから…なんとか もう少し踏ん張りたい所だ。 これを放置すれば 姿勢を保つ事も怪しくなっていく…。 下り坂なんだもの…。
一昨日他の方が入浴していたので 昨日あたり入浴できているかなと思ったら まだだった。 3日に入浴して以来20日近く入浴で来ていない。 職員に入浴させて良いかと確認したらOkという事で浴槽にお湯を張っていただく。 洗髪の下準備で頭皮マッサージをした。 それから浴室に。 浴室にはリフトが準備されていたので リフトは外していただく。 浴室の椅子で先に身体を洗った。 足の先から順番に…。 最初は少し不安そうだったが身体を洗っているうちに落ち着いてきた。 綺麗になっていくのを感じるようだ。 左手も痛いのだが 何とか協力的にしてくれた。 骨折以来 浴槽に入るのが大変だったが 今日は割合スムースに入れた。 痛みも楽になってきている証拠だ。 洗髪だけは浴槽でやった。 シャンプーが泡だっている時はまだ良いのだが 洗い流すのがちと大変。 タオルをおでこから耳の後ろに流してシャワーで洗い流した。 浴槽から上がる頃には 母の顔は安心しきった顔となっていた。 椅子に腰かけ身体を拭き始めると足から垢がボロボロ。 よくよく洗ったつもりだが やはり浴槽に浸かると浮き上がってくるのだろう。再度 身体を石鹸で洗いシャワーで流した。
脱衣室に移りゆっくりと身体を拭きながら洋服を着せた。 立っての着替えは難しくなっている。 それから頭を乾かして化粧水をつけて終了。
母の表情が活き活きとした。 1対1の時間と入浴効果と思う。 やはり 入浴はゆっくりと時間をかければ良いんだと思う。 施設で1対1になれるのは トイレとお風呂だもの…。 この時間を流すようにしないで欲しいなと思う。
職員も其の変化に気が付いた。 職員からどうやって浴槽に入ったかと聞かれて説明をした。 でも 椅子からの立ち上がりを2人係でやるとしたらきっと無理だろうと思う。
帰り際 職員に伝えた事は 行動を移る時判るまでかなり時間が掛る。 徐々にできるようになるので 様子を見ながら…。 動かないと次々と退行する時期のような気がするので…出来る限り動かして欲しいという事。 面倒をお掛けしますがよろしく御願いしますと伝えた。
預かっているから怪我には注意と言う姿勢や人の手が足らないという事はこちらも理解できる。 でも 1日で出来ないならせめて2日置きで良いから 少しの時間個に向き合って欲しいと思う。
良く考えれば 年末より正月 正月より今日と対処が楽になり 母が落ち着くのも早くなってきている。 退行は否めない事実だが…若しかしたら今よりもう少し良くなれるかも…。 頑張れお母さん♪入浴後の表情は 骨折前の表情だったもの…。
「良かったぁ〜」と久々に思える1日だった。
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