母のタイムスリップ日記
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2005年12月23日(金) 母の気持ち

 
 昨夜は 結構尿量が増えた。
抗生剤が効いてきたのだろう。
しかし 薬の服用も時にハード。。。
飲みたくないと出してしまう。
認知症の人に飲みやすい薬の形態に出来ないものか…とふと思う。

今朝も家族と同じ時間に起床。階段を下りるのが今朝は恐怖だったみたいで
苦労した。
暴れると転げ落ちるという事は自覚ある様子で バランスを崩すような事はないけれど…立ち往生で足を動かさなかった。

朝食はパンを希望した。
適量を推し量りながら…だった。朝の体温は36.0度 丁度いいかも。

母の心はとても不安定。
時に急におへそを曲げてみたり 笑って見たり…。
昼前に思い出したように「昨日はいろいろ迷惑かけて…」と言ったり
娘が起床してきたら「お休みなのに 迷惑かけて…」と言ったり
娘が遊んで自室に引き上げたら「あなたの大きなお嬢さんに御世話になって…」とか…
世話になっているが申し訳ないと思う気持ちがあるんだという事が伝わってきた。

それでもそんな気持ちばかりではない。
お腹が痛いというのでトイレに誘導し お腹をマッサージしていると「するな!」と怒り 「あと少し…」と粘るといきなり下の入れ歯を外して投げつけようとした。
じっと見守っていたら 手にした入れ歯をまた口に戻していた。
こんな事 初めての事だ。

思い出したり忘れたりのスイッチが母の機嫌の悪さに繋がる。
また こちらのあともう一息…と言う気持ちが 母にとっての迷惑で…。
かなり険悪なモードに突入しそうになった。
最近の母は かなり感情をストレートに出すので…。

「あのね ここにいるの嫌になった?」と聞くと黙って下を向いている。
言葉では表現できない母だけれど とにかくムッとしている。
でも 言われた事を考えてもいるようで 考え込む。
「ここで良いの?」と聞くとコックリと頷き「いっしょ」と言う。

気持ちを爆発させた後は かなり静かになった。
穏やかと言うのではなく 放心というか諦めというか…そんな感じ。

食事は 美味しそうに食べるが自分で口に運ぶ事が少なかった。
箸を置いてしまう。依存心が強い。
「1人で食べようよ」と励まし タイミングを見ながら口に運んだ。
冷えても美味しい物は 残して好きなように食べて貰った。

夜 弟から電話が来た。
経過だけは伝えた。
「電話は無理かな?」と思ったけれど 母に替わってみた。
弟の名前を呼ぶだけだったけれど…。
次男も傍に居て 替わった。
「○○よ」と教えると電話口で「○○なんて知らない」と言った。
母の気持ちを精一杯表しているように感じた。


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