母のタイムスリップ日記
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2005年12月09日(金) 僅かな空間に…


利用者さん訪問。
大分 落ち着きを取り戻された様子に胸を撫で下ろす。
朝食も作られ 片付けも済んでいた。
そして 午後からお出かけの地域の映画会にお出かけになる準備も済んでいた。

買い物メモはなかった。
サッと冷蔵庫を見て 必要な物を伺い更にこちらから必要と思われるものを伝えた。
あとは お買い物の折に見ながら購入する事にした。

買い物に出て行く前に 煮物とスープを作った。
「戴いた林檎 大きくて一度に食べ切れなくて…あまり沢山はいらないですね」と零された利用者さん。
そう 林檎は薄く切る事は 高齢者にとって必要だ。
しかし 自分で剥いて食べるのも結構嫌になってしまわれる様子だった。
感触としては「もう飽きた」と言う感じだったので「レンジでチンしてコンポート風にして見ましょうか?」とお聞きした。
「面倒な事御願いしてもいいの?」と聞かれたので「簡単なのですよ」と言って直ぐに作った。
砂糖は少なめにしてレモン汁を入れて…ラップをしてチン。更にラップを外してチン。これだけの事だ。
味見をして頂きOKと言うとだった。

私から見れば 蜜入りのフレッシュな林檎なので レンジでチンは勿体無いのだが…。しかし 食べやすいようにする事も大事で…。

それから ササッと拭き掃除とトイレ掃除をした。
昨日 ヘルパーさんが掃除機を掛けられた後なので 掃除機は省いた。

買い物同行した。
必要な物をご自分で探されて購入された。
レジでの小銭はちょっともたついたが 大分勘を取り戻されていると感じた。

利用者さんは ご家族の留守を気にかけていらした。
お孫さんが見えると期待していらした様子で「仕事しているから仕方ないのでしょうけれど…来ないのですよ」と言われた。
それでも 誰にも口出しされない生活に戻られて いつものペースを取り戻されておいでだと感じた。
「入院してしまうと 人から支配される生活で自分で考える事もなくなってしまうから おかしくなるのですね。ようやく人間に戻れたような気がします」と話された。

高齢者や認知症の人が環境の変化に弱いと言われているが…。
利用者さんの言葉で もしかすると生活のリズムや受動する形の生活の影響が一番大きいのかなと感じた。

活動を終えて ちょこっと電車でお出かけ。
7人掛けの椅子に6人が座っている。
座り方がおかしい人が2名いて隙間が25センチほどあった。
これじゃ座れないと諦めて その前に立っていた。
空間に隣り合わせて座っている人は 何とか開けてあげたいと思っている様子。でも誰も動かないので 済まなそうな表情だった。
所が2つほど進んだ駅で 中年過ぎのおば様がその空間めがけてやってきて「失礼」と言ってその席に座った。
お尻半分しか座れないので 前に突き出た形である。

話には聞いていたが こういう方がおいでなんだなぁ〜。
揺れるついでに座る場所を広げていく…らしいのだが 狭すぎてそれも出来ない様子だった。

今日は花金なので 電車も混雑。
帰路は娘と待ち合わせて帰宅した。


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