母のタイムスリップ日記
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2005年11月11日(金) こんな事なら…


 母の姿がホールになくて あれれと思った。
居室だとしたら「また泣いているかしら…」と思う。
入所者の方に挨拶したら 声で感じたのだろう居室から出てきた。
「私も困っている」と半べそ。
「ほら 整理していたの…」と母。
そういえば このごろぬいぐるみ達が移動している。
母なりに 整頓しようとしているのだなぁ〜。

何となく感じる所があって トイレ誘導。
出た後だった。それも ちょっと横漏れしていて下着まで濡れていた。
気持ち悪かったのだろう。

この所 排泄の事がわかっている風である。
ソワソワ信号の的中率が高い。
先日の外出もそうだった。外出中2回。トイレに行くと落ち着いた。
折角の時なのに 生かせないなぁ〜。

先日 介護仲間に偶然出合った。
この所 お会いする事もなかなかなくて…。
お互いの介護状況を話した。
「お母様 絵 描いている?」
「最近は 全般的に機能低下があって 絵までは出来てないの」と伝えた。
「私 信じているのよ。回線の復活…」と言われた。

私もそう信じている。
ただ 今 じっくりと向き合える時間が足りない…。
だから 今日は 久々にきいちの塗り絵を持って出かけた。
多めに印刷したので 施設にも活用して貰う事にした。

母は 塗り絵を暫く眺めていた。鉛筆を出し口を赤色で染め 母に渡したら
洋服の模様に沿って赤い色で塗り始めた。
「やったぁ〜」
しかし 今日は他の所も赤色で塗りだした。
ちょっぴり失望を感じながら 思いなおす。
「はみ出さないで塗れているし ほんのちょっと模様を赤で塗っていた。
希望があるじゃない♪ これからの楽しみよ♪」

母が塗り絵をしている間に居室やらホールに掃除機をかけた。
「ちょっと焦げた匂いがしているな」と思ったら 紫イモをマッシュしてスイートポテトを作る所だった。
掃除機を掛けてる時 母や他の入所している人には「足上げてぇ〜」と言って掃除機を掛けさせてもらった。
気難しい方が1人折紙をしていた。車椅子である。
掃除機を掛けていると判ると「邪魔になるね」と移動してくれるのだが…。
今日は微動だにしないので 邪魔にならぬように 掃除機を掛けた。
その場所も済み 別の場所に移動しようとしたら 車椅子にガツンとぶつかってしまった。
「邪魔!って言えばいいでしょ!」と怒って 車椅子で居室に移動なさってしまった。あまりの早業にこちらが唖然とした。
「ごめんなさい」の声 届いたかどうか…。

今日は時計と睨めっこ。
生協の配送日なのだ。

配送センターが変わり 配達時間が遅くなった。
4時近い時間となってしまった。
母の所に出かけると戻るのは6時前後になってしまう。
午前中から出ても 4時前に戻るって結構ハードだ。

そろそろ戻らないと…と思った時「職員がボーリングしましょ。上からも呼んで来るわ」と言われた。
母は 未だ塗り絵をしているし…。

そろりと施設を後にした。
道向こうでバスが2台通過していった。
結局 10分ほど待った。
急いで家に戻ったら バスを降りる所で配送の車が帰っていった。

こんな事なら もっと 母と遊んでくるんだったわ♪

朝も掃除機をぶんぶんかけていたら チャイムが聴こえなくてドアが開いて驚いた。これが 強盗だったら…。鍵を閉め忘れている事にハッとした。

夕方 事業所から電話。
「今日 利用者さん退院。月曜から活動開始して貰えますか?」
「えっ 暫く入院という事だったのでは?」
「はい そうなんですが 何処も心配な所はないという事で…プールもOKだそうです」
「介護保険申請するって事は?」
「今 ご家族がお留守で…それは まだ これからの事で…」
「はぁ〜」
予定を入れなくて良かったわ。母を家に連れて来て1週間ほど様子を見ようと思っていたのだ…。
でもなぁ〜。こんな事なら もう少し早く母を家に連れて来ておくんだったわぁ〜。こんな事言っても 後の祭りだわ…。 ご・め・ん


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