母のタイムスリップ日記
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午後一に介護仲間と会って広報に記載する原稿をチェック。 これが 実に面倒。字数が決まっているのでそれに合わせて行かねばならない。盛り込まなければならない必須事項は外せないのだ。 何とか仕上げて 役所に届けてもらう事にした。 原稿を書き込んでいる時 シャーペンの芯が切れた。
介護仲間と別れて 電車に乗る前にシャーペンの芯を購入しようと文房具売り場に寄った。 古いシャーペンで 芯の太さが判らないので店員さんに聞いてみた。 担当の人に聞きに行ってくださった。 これが 同じフロアなのに すごく時間が掛った。 少しムッとなりかかっていたら 担当の人と戻ってきた。 替え芯3本を持って。「5ミリですね」と言われた。
本来 ここで5ミリの替え芯を購入して終わる筈だ。 しかし「このシャーペンの中に芯が入らないのです。消しゴムが中に詰まっているようです」と言う。 それは こちらの責任であって お店の人が責任を負ってくれるなんて思いもしなかった。 シャーペンだって この店で購入した訳ではないだろう。。。 家の誰かが使い古したシャーペンなのだ。
レジの前で30分近くあの細い管にクリップを伸ばした細い棒を入れて 中の消しゴムをほぐしながら掻き出してくれていた。
ほんとは 電車に飛び乗らないと遅刻しそうな時間である。 でも あまりに熱心に掘ってくれるので「もういいです」と言い出せなかった。5ミリ程の塊が出た時は歓声が起きた。 それでも 未だ駄目なのだ。 店員さんは一生懸命取り組んでくれている。 「大変だから 続きは私がやります」と言って 新しいシャーペンとシャーペンを購入して 電車に飛び乗った。
会議が済んで家に戻った時は シャーペンの事は忘れていた。 が夫と娘が帰宅した時 ふと思い出して話してシャーペンを取り出した。 すると遅い食事を取っていた娘が「貸して貸して」とシャーペンを取って掘り出した。 「シャーペンが壊れると 単純な物だから直そうと思って ついつい剥きになるのよね」と言う。娘も覚えがあるようである。
「食事を中断しなくともいいよ」と私が堀り その後娘にバトンタッチ。 替え芯が3本ポロリと出たところで…。 「そうそう これは お店の人が入れてくれたのよ。だから 替え芯買わないでも済むって思ったのよ。でもね あの熱心さに敬意を表して購入したのよ」と言うと娘がククッと笑う。 「あのね 替え芯なんて何ぼの物よ。そんなけち臭い事考えて…」と笑われた。「そうなんだけれど…時間に追われて気が気じゃなかったのよ」と言い返す。しかし我ながらほんとにけち臭い…と思って苦笑し 笑いが止まらなくなってしまった。
結局のところ 未だ掘りきれて居ない。 でも ちゃんと掘って お店の人に見せに行かなくちゃね♪
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