母のタイムスリップ日記
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昨日の件で役所から電話があった。 役所としては「お役所的ですが…都道府県の関係機関から正式な許可が下りていないのでOKといえない。事業所さんがOKしたらそれは別です」という事だった。 改めて グループホームを立ち上げる事業所に問い合わせた。 何れもOKだった。「なぁ〜んだ こんな事なら直接事業所に問い合わせればよかった」 「建築も許可されて役所の介護施設計画でも事業として承認されている事で設備の仕様が最終確認が取れていないのです」とひとつの事業所の代表の方が話されていた。
家族の会では講演会を予定しているが 会場になる場所は250名収容のホールである。此処で少々 悩みが出てきた。 平日の昼下がり 果たして250名の人が集ってくれるか…。 講演会が近くになるにつれて会のプレッシャーとなってくる。 そのため 地域のミ二コミ紙等を調べて「掲載料は?締め切りは?」と聞きまわった。人気のミ二コミ紙なら 広報力も大きい。
役所でも使うホールなので「昨年はどういう体制を取ったか?」を聞いてみたら「当日受付」という事だった。 しかし 役所の場合土曜日だった。
とりあえず無料掲載の所を3件と判った。 さて どうしたものかなぁ〜。
午前中はそんなこんなで電話対応。 午後 母の所に行く。
母は 職員と遊んでいたがどうやら機嫌が悪そうだった。 「私 これ やめていいですか?」ときつい感じで聞いていた。 職員の話しに拠れば 昨日も1日機嫌が悪く お茶を淹れても「いりません」と言ったり かと思えば熱いから冷ましてあげようとしたら「これは私のです」と怒ったらしい。 「外に出かけましょうか?」と連れ出すととても不安がっていたとも言っていた。
今日の様子からみて こんな風だったのだろうと想像できた。 我が家に連れて行きゆっくり過ごした事がボンヤリした記憶にあるからか? それとも 体調が優れないせいか?見たところからは判断できなかった。
居室に入って二人だけとなって「どうしたの?」と聞いてみた。 母は「あのね」と言い次の言葉を話そうとするのだが 言葉が出ない。 適切な単語が出ないのか?それとも何を言おうとしたか忘れるのか?どちらなのか判断は付かない。 でも 何かを言いたい事だけは わかる。 母も私も とてももどかしかった。
私は当たり前の状態だから「仕方がない」と他の方策をと考えられるけれど 母は出来ない事に落ち込んでいくばかり。。。 「これでは遺憾」と外に出ることにした。
とりあえずトイレ誘導。 ちょっと出てしまっていたけれど残りはトイレで用を足せた。 母がトイレと認識できているかが非常に気になり「此処はトイレよ。此処なら出しても大丈夫よ♪」と話すとコックリ頷いて少しずつ出した。 「わぁ〜その調子 その調子」と言うとだんだん勢いが付いてきて 最後にはしっかりと出していた。 母の機嫌が悪くなるのは 排泄の関係じゃないかと何となく感じている。 でも 確実ではない。 今日の場合は おそらく間違いないだろう。。。排泄後安心した表情になったから…。 ほんとに難しい。。。
外に出て「小山に上ろう」というと「うん」という。 理解しているか気になり「小山は何処?」と聞くとちゃんと山を指した。 こちらの質問は理解できていた。
少し疲れた様子なので休息。 その後薬局まで歩く。これまでのお散歩の距離よりグッと短縮コースである。そのうち また 歩き出せる時が来ると信じたい。。。
休息しながらも2キロ弱は歩け 薬局の中でも興味のある品を選ぼうとしていた。 施設にたどり着く頃には疲れていて直ぐにソファーに腰掛け「あなたも座りなさい」と言う。 「私は大丈夫。いっぱい歩いて偉いね」と言うと「そんな事はない。歩けなくて…」と消え入るように言っていた。 丁度おやつタイムだったので居室でおやつを戴く。 もう 横になりたくて仕方ない様子だった。
散歩の途中で「離れたくない」と母は言った。 私の腕に触れながら 感触を幾度も確かめてもいた。 施設近くで「あそこに ○チャンのお部屋があるんだね」と言うとこっくりして「3つめ」と言った。 今も母の心は「施設」と「我が家」との選択があるように思える。 「おかちゃん 何処にいる?」と聞いてくる。 「このおかちゃん?サダ(祖母の名前)さん?」と聞くがはっきりした返事はない。「サダさんの所に行く?」と聞くと首を横に振った。 やっぱり 我が家かなぁ〜。
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