母のタイムスリップ日記
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2005年08月08日(月) 記憶探りの日々なんだね♪


 利用者さん訪問
訪問して直ぐ 嬉しそうに仕上がったクッションをご披露くださった。
パッチワークでクッションを仕上げたが そのパッチワークは額に納められて ヌードのクッションだけ残ってしまい布を購入されて作られたのだ。
ただそれだけの事なのだけれど…。
「自分だったら どうするだろう」と考えてみて 結果的に放置してしまうような気がする。
80を越えた利用者さんが ちゃんと作られた。気力を持ち続けれる利用者さんは素敵だとつくづく思う。
洗濯を済まされて干してあり「頼ってばかりだと良くないでしょ」と自衛策のようだった。

今週は ヘルパーさんがお休みになると言うので お買い物や素材の下ごしらえを多めにしておいた。
今日は人参グラッセを作り キャベツも軽く下茹 茗荷と紫蘇と生姜を切って氷水に放してから水切りして器に(薬味にも サラダにも お汁にも使え
1週間程日持ちするのだ)
茹でたオクラが有ったので なめこをお醤油で煮て 大根を摩り下ろし それぞれ別の器におさめた。
オクラを輪切りにしてなめこと大根おろしで和えれば スパゲティー 素麺に使えるし ご飯にかけても美味しい。
 後は お肉やらお魚を小分けにして冷凍庫におさめた。
これで 少しの買い足しと簡単な調理で副菜が出来るはず。

活動を終えて娘と落ちあい帰宅。
朝 通院する娘の車に乗せて貰った。
丁度 活動終了した頃 診察を終え薬も戴いた後だった。
どうやら 熱中症ではなく 夏風邪だったらしい。
「君の場合 忙しくて日に当たる時もないのだろうから どんどん日に当たって動いたほうがいいよ」と言われたようだ。

で 早速 オデカケの娘です。

午後 母の所に行く。
母は 私と目が合うとおいでおいでをした。
訴えたい事が有ったのだろうが…傍に行くと言葉が出ないのだ。
何かに困っているのは間違いない。
お腹ではなさそうである。
ひょっとして…とトイレに誘導したら オムツパンツがぐっしょりとしていた。更に 排尿があった。

トイレで着替え終えて 上履きを履いてもらっている時
「頭のはげが…」と訳の判らない言葉が出た。
丁度その時 左足の指先が上履きに入っていなくて…直そうと思った時だった。母は きっと「上履きにちゃんと入ってないよ」と言いたかったのだろう。よりにもよって…「頭の禿が…」って。

そうか 今 判った。 私の頭 ちょっぴり薄くなっているからなぁ〜。
上履きを履かせるために下を向いていたので 母に頭を真上から見られたからから そう言ったんじゃないのかな…。
今 それに気が付いて 腹を抱えて笑い震えながら 文字を打ち込んでいる。もう 笑いが止まらない。。。

そういえば 薬局に出かけた時も「うわ 太い人だぁ〜」と声を出した。
視線の先には 関取顔負けの女性。
母は全く悪気はなく 見えた儘を言葉にしてしまうのだ。
しかもお店をクルクル回るのに 行く先々でその人とばったり出会ってしまう。言葉の出る前にくるりと背を向けて 目に留まらないように方向転換。。

トイレから出て
ズボンと長パンツと靴下とタオルを洗い干した。
トレーニングパンツで漏れる事はないけれど 尿量が多いと沁みてしまうのだ。これが 悪臭の元なので…。

手作りケーキを一切れとお茶とみかんを持参。
「おいしいよ」と全量摂取。
その時にポツリと言った。
「思い出して…と言われても わからないんだ…」
この時 会話はしていないし 今日思い出してと言う言葉は使っていない。
何か 他の場面を思い出して言った言葉だろうと思う。
その後も記憶のが繋がらないような事を呟いていた。
「自分の事は判るけれど…」と。
 
「大丈夫 思い出せない所は 必ず手伝うから」と言うとポロッと涙を零した。「でも いつも一緒でない事があるんだ…」と心で詫びた。
今でも 記憶探りの毎日なのだと感じた。

それから 外に出た。
ちょっぴりのお湿りがあったけれど もう強い日差しが出て湿気のある暑さだった。
「あついね」と言いながらも 足取りも軽い。
「背中 丸いよ」と言うと 背筋を伸ばしてみせた。
言われた事は ほぼ理解できるみたい。

買い物を済ませて戻って トイレに。
「腹痛い?」と聞くと「あらいさん?」と聞き返した。
母の聞こえは そんな感じ…。耳が遠いと言うよりも 言葉から連想できない時 こういう事が増えるような気がする。
おそらくお散歩で疲労度がたかまったせいかも知れない。。。

散歩から戻ると冷たいスイカと氷の入った飲み物がおやつだった。
母は 氷を口に含みカリカリと噛んでいた。
暑さを吸い取ってもらうように見えた。




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