母のタイムスリップ日記
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2005年07月11日(月) 留守?事故?ドキッ!


 利用者さん訪問。
いつもより早めに着いてチャイムを押した。
が 返事が帰って来ない。
「トイレかな?」と思い 暫く置いて 再度チャイムを押した。
やっぱり 応答がない。
今まで 訪問前に「通院」「銀行」にいらしていてギリギリに戻られた事も有ったので 時間まで待ってみる。

更に活動開始時間から出先より戻れる時間を想定して 其の時間は待った。
行き違いが有ってもいけないので玄関前で待った。

若し 何事か有ったら…とドキドキもした。

ひょっとして 「お休み」の連絡が事業所に入っているかなと思い近くの公衆電話に走った。
が 事業所には連絡は入っていなかった。
事業所の人が「家族に連絡しましょうか?」と言われた。
が 金曜日の様子や通院なさって「とてもよい状態」と医師から言われていたので「もう少し待ってからにします」と伝えて また玄関に戻った。

其の時 お隣の方が外出のため出ていらした。
「?」と怪訝そうなお顔をなさったので「留守なんです」と言うと「ご家族に…」と言われたので「ちょっとプールまで行って見てからにします」と伝えた。

急いでプールに出向いた。
受付の前で オタオタしている利用者さんの姿を見つけてホッとした。

利用者さんは プールに入ってから いつもと違うメンバーに「?」と思い今日が訪問日だった事を思い出して 「家族に電話しなければ…」と焦っていらしたのだった。
受付で電話は貸せないと言われ 外の電話を使おうとしていらしたのだった。

私を見つけて「とんだ ボケをしてしまってごめんなさい」と謝られた。
そして「家族には…」と言われたので「連絡していません」と言うと…。
本当に安堵なさった表情をなさった。

プール帰りにお買い物をして 時間の無駄をなくそうと思い「お買い物をしてから戻られますか?」と伺うと「荷物を置いてからの方が良い」という事だったので お家に戻った。
丁度 お隣さんが戻られていらして 利用者さんの姿を見て「良かった。これは 3人の秘密ね」とウインクなさった。
利用者さんも 笑っていらした。

室内に入ってから直ぐ事業所に「見つかった」と連絡。
事業所の方も「良かった」と一息つかれていらした。

今まで 多くの方を訪問したが こういう事は初めてであった。
他の活動者は 訪問先が留守で大騒ぎになったという事を聞いた事は有った。

こういう場合は 本来ご家族に連絡するのが妥当と思う。
でも 今回は ちょっと様子見をした。

お元気の筈と言う確信があったから行動したのだが 40分の間(15分早めに着いたので 正式には25分だが)ドキドキした。

ご家族に連絡しなかった事で 利用者さんのダメージは極力少なくて済んだから良かったのだが…。難しい判断だ。

利用者さんが 水着を干されてから 冷蔵庫に行かれ バットに入ったきゅうりを出された。
「これの作り方 教えてください」と言うのだ。
「タタキきゅうり」だと判ったがこの間はちゃんと作れていたのに…。
今日は叩いた形跡がなかった。
直ぐなら思い出せても 1週間以上のブランクとなると思い出せないのかも知れない。

ひとつ取り出してすりこ木でポコポコ叩いて見せ 後は利用者さんに取り組んで戴く。「この叩いて割れた所に汁が浸かるようにすると味が程よく付いてくれるのです」と説明を加えた。
どうか 暫くの期間を置いても忘れないように…と祈るばかりだった。

それから お買い物に出た。
「何も 困る事や心配事はなかったのに…」と留守にしてしまった事を気になさっておられた。
が 買い物時に「法事の時の準備しようと思ったものが見つかったので 見てください」と言われた時 気が気でない思いがあったのだろう…と想像できた。
法事とは言っても 来年10月の話しで それも先日「見つからなかったらカタログギフトもいいですよ」と伝え 安心なさっていたのに…。
やはり決めてしまった方が良かったのだろうかなぁ〜。
「印傳のメモ帳カバー件カード入れ」の売り場に行かれた。
「いいですね。私もこれ 法事のお返しに戴いた事有ります」と伝えると「そうでしょう。いいでしょう」と言われた。
「これは定番だから 無くなる事はないですから これもひとつに加えて置くと良いですね」と言われた。
「夫の13回忌を済ませれば 私の用もなくなります」とも言われた。

「はて 何処かで聞いたような言葉だなぁ〜」と思ったら 母が良く口にしていた事に思い当たった。
これは 高齢者に共通した思いなのかも知れない…。
どうか 認知症の始まりでありませんように…。

買い物を済ませて 今日の活動は終了。

家に戻る前にスーパーに立ち寄ったら 縮緬でない赤紫蘇の葉が出ていた。
これを待っていたので 迷わず買い求めた。
こちらの方が梅干にした時香りが持続するという事を義姉から聞いていたので探していたのだった。
昨年 農家の人に種を戴き 蒔いてはみたものの発芽しなかったのだ。

家に戻って 梅干の色づけに赤紫蘇を揉んで…梅酢で揉んで綺麗な紫の色を出せた。香りも良い。

そんなこんなで 母の所には行けなかった。
行けないお詫びに 寒天でコーヒーゼリーを作った。
あしたはこれを持って母の所に行こうと思う。

 


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