母のタイムスリップ日記
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2005年07月02日(土) 夕食風景


梅雨なんだから…と判っていても やっぱり湿度が高いと辛い。
行動に移るのもしんどい…。

昼過ぎ 母の所に出向く。
娘がお出かけだったので車に乗せて貰って 楽チン。

施設では七夕の準備をしていた。
飾り作りをお手伝い。
今日の母は 元気だけれど 話しは通じ難い。
おそらく 話しかけられている事は理解できているのだ。
でも 答えがトンチンカン。
トンチンカンを気に書ける様子もない。

違う答えが返っても「うん そうだね」と相槌を打つ。

私が行く前に書いたという短冊を職員が見せてくれた。
「立ったり座ったり 立ったり ○× △◇(名前)」
名前の文字も違っていた。
書き直させたいなぁ〜と思ったけれど 言い出せなかった。
飾り作りは 母にも手伝って貰った。
こういう事は 母は得意だったのに 今日は 無理な様子なので 指示を与えながらだった。
小さな笹竹だったので 直ぐに出来上がった。

おやつを食べてから お散歩に出た。
其の頃から 母のお腹がゴロゴロしているようで 気持ち悪い様子だった。
「お散歩行く」「行かない」を繰り返した後 行きたいという気持ちになるのを待って外に出た。
外は陽は出てないものの もやぁ〜としていて暑い。
足の方は 問題なく上がりも良かった。
暫く歩くと 背中が丸くなってきて 腰が痛いと訴えた。
「背中 伸ばそうよ」と声がけしても 出来ないようだった。

「暑いから アイスでも食べようか?」と言葉を向けると暫く考え「少しだけ アイス食べたいな」と言った。
これ位の受け答えが出来るようなら 心配ないだろうと思いファミレスに入った。
母の望み通り 小さなコーヒーゼリーにアイスが少し乗っている物を注文。
少しずつ 口に運んでいた。
ただ 母の後ろ側の座している青年たちが大きな太い声で笑ったり 話したりするので 怖かったようで幾度も振り向いていた。
耳は遠いのだが 音の種類によって敏感になる母だ。

少し涼んだので 大分楽になった様子だった。
更に歩いて 公園の小山に登った。
最近 夕方の公園には 犬を放して遊ばせる人が増えた。
今日も 小山の上には犬が2匹いた。勿論 飼い主も傍に居られたのだが…。
飼い主は「どうぞ」と犬の頭を撫でるように仕草した。
母は 怖がった。
「何も しませんから。おとなしい犬です」と言われた。
確かに 母のほうを見るわけでもなく 安全そうだった。
それでも 母には無理。
玩具の声に反応する犬だって 怖くて後ずさりするくらいなのだから…。
軽く会釈をして 小山を降りた。

すると其の先にも 犬が2匹 遊んでいた。
こちらは 飼い主とボール遊び。
やはり 母に向かってくる様子はなかった。
それでも 怖そうだった。
もうひとつの小山も登って降りて 早々に公園を離れた。

もう少し 小山で遊びたかったけれど 犬がいたらしょうがない。
不安だけが強くなるだけだからなぁ〜。

施設に戻って トイレ誘導手洗いを済ませた頃に「ご飯ですよ」と言う声。
テーブルについて夕食が始まった。
帰ろうと思ったけれど 母が視線で私を追っているのが判ったので 夕食も少しお付き合い。
幸い 今日も 家族の帰宅は遅いと判っているから…。

母の見守りをしながら 他の方の食事介助に回る。
夕食の進み方は みんな遅かった。
母の好きなお肉なのに…。
刻みやミキサーの方も お肉を「嫌だ」と言った。
あまりに 母が食べないのでちょこっと食べてみた。
ちょっと 美味しくなかった。
これじゃ みんな食が進まないわけだ。
作ってくださった方に悪いけれど 素材の方が悪そうだった。
見た目は綺麗なんだけれど…。
なるべく残さないようにと無理のない範囲で介助して回った。
食べないと 体力が落ちそうで…。

みんな半分以上 食べたのを見計らって帰路に付いた。
試食した職員も「これは あまり食べたくないかもね」と言っていた。

母は 相変わらずお腹が気になる様子だった。
排便は 未だと思うけれど…。




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