母のタイムスリップ日記
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家族の会で「家族が介護に協力的でない」と言う話題になった。 介護の環境は様々であり 立場もいろいろである。 皆さんのお話を伺いながら 1週間ほど前に書いた弟への手紙の事を考えた。
弟への手紙は 未だ手元にある。 おそらく投函しないだろう。
我が家の経済負担分は置いたとしても 母のお金である。 この請求は正当なものの筈だ。 それでも 尚 手紙を出せないのは 痛くもない腹を探られ 更に拗れていくのが嫌なのだ。
数日前 お嫁さんの実家から「別荘に出かけたから」と届け物があった。 お礼の電話を入れた。 「お姉さんに悪い。申し訳ないです」というお母さんの言葉があった。 「お姉さんの傍が良いんだという思いと悪いなと言う思いを行ったり来たりしているのです」とも言われた。 「いえ 私達は幸せです。母の傍にいられるのですから…。母にとってはどうなのかは 判りませんが…」と言うのが精一杯だった。 おそらく 申し訳がないという思いが届け物なのだろう。
でも介護に関してはお母様の責任などないのだ。 1人暮らしをなさっており 70才を越えられてご自身の身体のことだってある。届け物が来る度に 少しけだるさを覚えながらそれでもお元気にお過ごしなのだなという事が判りほっとする。
しかし 何処かで恨めしくも思う。 母からお金を借りた事等 お母様はご存知ないだろう。 電話の時に その事を話したくなる衝動に駆られる。 でも その事によって余計な心配をする事は間違いない。子供でさえ言わぬ事をこちらが口にしてはいけないとググッとセーブしている。
弟達が母のお金を借りて1年以上経過。 「今度は きちんと毎月返済する」と言っていた。 でも昨年の今頃「取った蕨を送るから…」と言う電話があり 以来 荷が届く事もなく電話すらない。
1度だけ「どうなっているの?」とこちらから電話したが…。 「相変わらず 大変だ」という事だった。
以来 やっぱりなしのつぶて…。 従妹には「姉の家には もう 頭が上がらない」と言っていたそうだが…。
愚痴を零し始めたら限がない。 母と息子の問題だ。 けれど 母自身で賄えず こちらから援助している。 おそらく そうい事は母にとっても亡くなった父にとっても本意ではないだろう。
「ね お父さん どうすればいい?」と聞いてみる。「…」だよね♪
介護をしていると1人ではどうにも対処しきれない場面が生じる。 肉体的だったり精神面だったりする。 ちょっと零すと夫も娘も不快な表情になったりもあった。 こちらもいっぱいいっぱいだから 感情をセーブしても抑えきれずヒステリックになっていたという事もあるだろう。 でも 目いっぱいと言う時は 感情などコントロールできないのが現実だと思うのだが…。
今では 夫も娘も不快な表情はしなくなったが…。 これは 母を託している事で私自身が割りに楽な状態になっているから 追い詰められる場面もなくなっているからとも思う。 それを夫も娘も十分承知しているだろう。
それでも「面会など替わりに行って欲しいなぁ〜」と思う時もあるし家事を手伝って欲しいと思う時もある。 でも それは言い出せない。 「言えば手伝うよ」とは言うけれど 折角の休日…と思うと口篭ってしまう。それでも家族は そんな状態を察して「手伝って」と言わない事に苛立ちを覚えるのだろう。 「自分だけが苦労を背負ってるような顔をして…」と。
それぞれの内なる思いを飲み込んで 家族が成り立っているのだろう。 我慢しているのは 私1人ではない事も十分にわかる。
家族会で「夫が手伝わない」という話の時のご主人の言葉。。
「俺が家にいる代わり 俺と同じ収入を運んでくるか」という言葉が交わされたと言う。 私も似たような事を言われ 愕然とした事を覚えている。
「俺と同等 若しくは それ以上…」これは夫の立場では良く言われる事だと知り 我が家だけでないとわかりちょっぴり安心。 納得しているわけではないけれど…。
妻は「手伝ってよぉ〜」というだけのつもりが 夫は違う次元で考えてしまうのだろうなぁ〜。
「母さん 大変だね。手伝わなくて悪いね♪」とか時に「お茶を淹れましたよ」「有難う♪」とかそういった事で雰囲気も随分変わるのだろうけれど…。
我が家は私の親だから 強くも言えない。でもこれが夫の親となれば「自分の親でしょ」になるだろう。 いや 我が家だって独身の義兄が倒れて入院した時 兄弟で順番付き添いをした。夫はただ居るだけでオムツ換えは 当然 私の仕事だった。 きっと 親の介護が生じていたら 同じように言うような気はする。
他の人も「変わりようもない夫」と言う認識になっているようだ。 我が家も御多分に漏れず「結婚以来築き上げた関係だから 夫だけの責任と言えない」という自己完結にしてある。
それでも 傍に人が居るという事は心強くもあるのだという事は深く刻み込んではいる。
おっととと! くしゃみが止まらなくなってしまった。 「勝手な事書いて…」と家族の誰かが感じ取ったかな?
そう これは妻サイドの一方的な思いです。 それも愚妻・愚姉を自称する私の思いです。お見逃しを…。
家族関係って いろいろ あるのですね。 つい最近 義姉妹から途轍もなく理不尽な事をされた友人が「今は ムムッだけれど その内 忘れてしまうのだわ♪」と言ってた事を思い出します。ご主人は「しょうがないじゃないか…」と言っていたそうです。。。
こういう事なんですね♪
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