母のタイムスリップ日記
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| 2005年06月03日(金) |
やっぱり ごめんとしか言えない |
今日は利用者さん訪問。 ある程度気持ちのゆとりが付かれたようで「いろいろ ご迷惑をお掛けしました」と言われた。 「いえ ちっとも 判らない事を理解なさる姿勢は大切と私も勉強になりました」と伝える。
この数日もいろいろ整理為された御様子だった。 「何故今?」という思いがあった。 衣替えの季節だから…と思ってはいたが それだけではないようだ。
「ひょっとしたら来客がある」と言う思いだと気が付いた。 でも そのお客様が寄らなかった時どうなるだろう…と気になる。 取り越し苦労だと良いんだけれど…。
今日は 座布団を2枚新調だった。 「家族がごろんと寝転ぶ時にも使えるでしょ」と言われていたから 逃げ道も上手に準備されているから大丈夫とは思うけれど…。
昨日 ネットサーフィンしていたら医師個人が認知症についてのホームページを公開している所にたどり着く。 能力低下は 認知症の患者も気が付いているというくだりに「やっぱり」と言う思いがした。 歩いていて判らなくなっても「公衆電話」や「人に聞く」と言う手段が思い付かなくなる…初期であれば それを思い出す事は出来るが 判らなくなった時はパニックを起しているのだろう。
母を見ていても感じる。 母は日常の言葉すら取り出して使うことが出来なくなっている。 おそらく脳にはインプットしてあると思う。 ただ それを引き出す能力が足りなくなってきているのだと感じる。 だから 未だ 頭の中ではイメージできている筈。 それが適切に使えない。 使えない事を「おかしい」と感じているように見える。 時にその事で落ち込む。 以前と比べて 大分落ち込まなくなったけれど…それでもやっぱり哀しそうな表情が出るから…。
昨日の母はやたら「有難う」を連発した。 判らなくなった事を意識でき それが何となく繋がってたから「有難う」なのだろう。 そう考える時 施設に託している自分に腹が立つ。 気が付いた時 直ぐ在宅に戻す事が出来ない状況を作ってしまった自分に対して腹が立つ。 やっぱり ごめん!だなぁ〜。
選んだ道は ちょっとずれてしまった。 外した分 母に恥じることなく過ごさなければ…と思う。 そうする事が 唯一両親に対して出来る言い訳だと…言い聞かせる日々。
在宅で介護なさっている方は やっぱり凄いです。
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