母のタイムスリップ日記
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2005年05月02日(月) 「行ってきます♪」に抵抗なし。。。

 利用者さん訪問
過ごしやすくなってきて 利用者さんも介護予防に気持ちが動き始めているようである。
「私 せっかちなのよね♪」と笑いながら話しだした。
プールで少し運動をするために 午前中の時間を使いたい御様子。
でもヘルパーや私の訪問は外したくないし…。すると週一の配食サービスを外したくなって…。
でもご家族にとって配食サービスは 安全確認のひとつになっていて…。
また ご家族との攻防戦がおき始めているようだった。

「今週は連休だから 束縛されないですね」と言うと 「あそうか 良かったわ」と嬉しそうだった。

買い物に出て 掃除をして今日の活動は終了。

午後 支援センターの人や役所の方とお話をして…とりあえずすべき事は済んだ。それから大急ぎで母の部屋を掃除しお布団を敷いた。
リビングもちょこっと片付けて(母が来るとあれこれ 訳もなく触るので)食事の支度を済ませ 夫の帰りを待つ。夫は今夜 仕事先の人と会合。着替えに戻ると言う。

着替えさせて 夫を送り出してから 母の所に向かった。
母は 夕食を済ませてホールにいた。
帰宅する事は職員に連絡して有るので 薬を渡された。

「あなた 器量良しね♪」と私に向かって言う。
娘と思っている訳でないので…こんな言葉も出るんだよね。
器量良しなんて 間違っても言った事はないのに…。
お返しに「○ちゃんだって 器量よしですね♪」と。。。
すると「ほほほ とんでもない…こんな みたくなす(みっともない)」と。親子でこんな会話するなんて 病なればこそだろう。。。

今日は 何となく 多動多弁である。
迎えに来る事は知らされていたようだ。でも 記憶として残っているいるかは別。。
母は しきりに「面倒かけるね。ごめんね」と謝る。
何となく出かける事を察しているようである。
職員がトイレ誘導してくださると言われたが 忙しい時間帯だし いつもこちらでやっている事なので「こちらでやりますから」と辞退した。

着替えて 着替えを少しと洗濯物を持って 暗くなり始めた外に出た。
以前はこんな時間の外出は 嫌がっていたのに…。
今日は 落ち着きがないというか…多動多弁である。
バスに乗っても 車のテールランプの列を見たくて立ち上がる。
とても前後の座席に座る事は無理で…母の前に立って 様子を見守った。
バスを乗り換えても 同じ。。。
おしゃべりモードは 寝るまで続いた。

家に着いて 夕食を食べようとしたら母も食べると言うのでちょっとづつ 盛り付けた。それでも全量摂取。
食器を洗ってもらおうと頼んだら たわしをスポンジで洗い始めた。
何だか独り言を言っていた。
こりゃ無理と思い 布巾を洗って貰った。
これはちゃんとできた。

その後カレンダーで遊んで貰う。
その間に パジャマ・下着を風呂場に準備。
30分ほどすると「今日は もう ごめんだぁ〜 嫌になったぁ〜おかちゃん♪」と言う声が聞こえてきた。
それを機に 先ず洗髪をして乾かす。
それからトイレ誘導(排便成功)して 入浴してもらった。

風呂から上がると「ごめん 家に帰ったほうが 安心する」と言い出す。
母のイメージの家は きっと施設だと直感する。

お布団に入る時「ごめんなさい。面倒かけて…」と謝ってきた。
こちらからは 何も言っていないしプンプンモードではない。
「良いのよ 娘じゃない」と言うと「うん」と頷く。

布団に入った直後は眠そうだったのに…。
隣で洗濯物を畳んでいると娘から電話。そのせいでもないだろうが 母の目はパッチリ。そして何やらやたらと手を動かす。
仕方ないので トントンと両手を握って軽く叩いてあげた。
静かになったので離れた。

今 見に行ったら 軽い寝息を立てて眠っていた。
長い夜になると覚悟したけれど…どうやらゆっくり眠れそうだ。

そう 施設を出るとき「行って来ます」と自然に言えた。
最初は ほんとに口に出しにくい言葉だったのに…。
時が流れていると実感した。



 


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