母のタイムスリップ日記
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| 2005年02月28日(月) |
認知症専門の眼科・歯科・外科…? |
利用者さん訪問 利用者さんは 特にお変わりなくお過ごしだった。 昨日 ご家族が 副菜を運んでくれたとの事で特に調理の仕事はなかった。 ただ 小松菜が勝ったまま冷蔵庫に入っていると言われたので 筋張ってしまう前に茹でた方が良さそうだったので了解を得て茹でておいた。 時間が有るので お掃除を丁寧にした。 普段はベットの棚等は省略するが 時間の許す時は隅々まで。 臨機応変に対応しないといけない。 買い物に同行し野菜や魚等を買って戻り それらを小分けにして冷蔵庫 冷凍庫にそれぞれ収納して活動終了。
午後は母の所に向かった。 母はとても不安げな表情だった。 私を見るとソファーから立ち上がり居室に入った。 ちょっと 珍しい行動である。 言葉をかけても 面白い事をして見せても浮かぬ顔は固まったままだった。 「どうしたの?お腹でも痛いかな?」「痛くないよ」 「分らない事は気にしない」と唐突に言い出し それを数回繰り返して言った。 「年取った人がね。。。」というけれど その先が続かない。 直接トラブルになったのか 母自身が感じた事なのかはっきりしなかった。 椅子に座ってもらったら おならの匂いがしたのでトイレ誘導。 いきんで貰った。暫くして排泄があった。
今日は 眼科に通院させようと思っていたが これだけ不安が強いと検査は無理だろうと判断した。 先日 医師の指示通りに目玉を動かせなかったので 言葉で訓練した。 「横目をしてみてよ」と言うと顔ごと動かした。 顎を押えて再度取り組んでもらう。 それでも うまく行かないので お手本を示してみた。 少しずつ 指示通りに動かせるようになってきた。 まだ 有る程度言葉を理解できるので 幾度かチャレンジして練習して通院してみようと思った。
歌もそうだけれど 直ぐに唄えなくとも少し唄ってみると思い出せるという事は見えていた。この観察が当たっていれば 繰り返し取り組めば 少しは検査がしやすくなりそうに思えてならない。 暫く遊んでいたら 大分気持ちがほぐれた様子で 笑顔が出てきた。
その後 お散歩に出た。 「少しぐらいなら 走ってみても大丈夫よ」と急に母が言い出した。 「じゃ 走ってみよう」と手を繋いだままタカタカと走ってみる。 しっかり走るけれど 無理はしない。 「あ〜疲れた」と立ち止まると母も安心した様子になる。
また歩き出すと「目にゴミが入ったみたい」と言い出した。 左目である。「やっぱ 無理しても連れて行くべきだったかな?」と気になる。 途中薬局に立ち寄り目薬を買った。 お菓子売り場で母が棚からお菓子を取ったので篭に入れた。
行動は普通の人と変わりないけれど…母は「買う」と言う意識はないだろう。
一時間半ほど歩いて 施設に戻った。 「くたびれたよ」と言う言葉が合図となった。 気持ちが満たされたのだろう…居室に入っても不安げな表情は出て来なかった。
居室で目薬をさしてみた。 先日 医師の点眼の時「痛い」と騒いだので これも練習と思った。 やっぱり 嫌がった。 それでも この先眼科通院をするなら慣れておいた方がベストだろう。 薬が沁みるというより 目に違和感を感じている様子だった。 3・4回点眼して終了した。
病の進行と共に予測していなかった場面に出会う。 ん〜限界の判断は難しい。 やっぱり 認知症専門の眼科・歯科・外科…が必要なのかも知れないなぁ〜。
夕暮れになったので家路に着いた。
施設の職員に畑の様子を知らせて「葉ものを摘んで良いですよ」と伝えた。 「お天気の穏やかな日を選んで出て見ます」と言われていた。
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