母のタイムスリップ日記
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昨年から 世間で起きている風が我が家を直撃している。 別に社会の人が言う世間の風ではないけれど…。
夫や娘の職場が騒がれている事に関っているのである。 直接関っているけれど きわどい事に関っていないのでそういう意味では安全なんだけれど…。 「選りにも拠って…」ととても不思議な感じがする。
家族との会話にリアルタイムで話題に上る。。
夫の仕事でも娘の仕事でも 今回の騒動外でも騒がれたりする事がダイレクトに耳に入ってくる事もある。 けれど 熱が篭っている所に水を差してはいけないと思い 日記では その事に極力触れない事にしている。
「いろんな事に仕掛けが有るんだ。。。」とつくづく感じる。 そして 良いにつけ悪いにつけ それに乗って行く人もまたいるんだという事実に怖さも感じたりもしている。
そんな世の中の風とは あまり関係ない所で…我が家は結婚以来 初めての危機に見舞われている。 危機意識を持ちながらも 何処かでそれを楽しんでいる自分がいる。 「何とかなるさ♪」と言った調子…。 世の中 もっと大変な人もいるのだもの。。。
今朝はとても冷え込んだ。 真っ青な空に富士山がくっきりと見えた。真冬の空気だ。 朝刊を取りに出た時 ふと 桜草の鉢植えの土を触ってみた。 拳骨で叩いてみると拳が痛くなる程 コチコチに凍っていた。 それでも 桜草はピンクと白の花を咲かせている。そんな時でも花は凍ってないのがとても不思議に思えた。
洗濯を終えて物干しに立って富士に目をやるともう白いもやに隠れてしまっていた。やっぱり春なんだなぁ〜♪
「お日様の有るうちに…」とスコップを担いで畑に出た。 久々である。 スナップエンドウは 寒さに負けて茶色になっていた。それでも根元に緑色の蔓が新しく伸びていた。 処理して掘り起こそうと思っていたけれど…ひょっとしたら土の中で根が生きているかも…と思いそのままにした。 春菊も同様である。
驚いたのは芽キャベツだった。 晩秋から初冬にかけて ヨトウ虫に頭を食べられてしまって 無残な形になっていた。それでも 諦めきれずに少し消毒をして様子を見ていた。 時折畑に寄り様子は見ていたけれど 手をかけることもせず放置状態。 それが 今日見ると頭の方に開いた芽キャベツが付いていた。 それを収穫しようと鋏を入れると…その下のほうに小さな芽キャベツがびっしり付いていた。
青梗菜は 伸びて黄色の花芽を持っていた。 万能菜も4・5センチの背丈に小さな花芽を持っていた。 両方とも鳥たちが緑の葉っぱをつついただろう形跡があった。虫ではないようだ。
玉葱は 駄目になった部分も有るけれど 細々と生きていた。 隣の菜園との境目にあるニラも暖かくなれば芽を出そうと準備していた。
草だって アチコチに出ていた。 助かるのは 夏と違い成長は遅く困るほど大きくない事だ。 順番に草を抜き 何も植えてない場所を掘り起こした。 鶏糞をまいて 更に有機肥料も…。 更にスコップで慣らして…今日は終了。
空芯菜やヤーコーンやほど芋は根を残して有る。 これらが春先どんな動きを始めるか楽しみだ。
それとアスパラである。 一年目から収穫出来るという苗を買い 秋に植え込んでいるのだ。 これが どう出るだろう。。。
畑を耕しながら さて何をどう育てようかと考えていた。 また 忙しい季節が始まるんだなぁ〜。
それにしても 鉢植えの桜草 畑の作物の生命力の逞しい事。。。
あっ そうだ! 昨日 書き零した事があったのだった。 施設で ママレードを作った後 入居者にデジカメを渡して それぞれの人を写して貰った。おそらく デジカメなんて知らない人たちである。
写した物を直ぐに見せてあげた。 「あら〜 今 写した物が 直ぐに見られるのねぇ〜」と90才を越えた入居者が驚いた。他の人は そういった不思議さは感じなかったけれど 画像を見てニコニコ笑っていた。勿論母も ニコニコ笑った口である。 ポラロイドカメラで撮ってあげた事も有るけれど…。 お互いを撮り合う事は初めての事である。
もうひとつは 母の消え入りそうな会話の中味でも一際きらめく言葉を聞いた事である。 同じ年の方が 母の居室で過ごして出て行こうとした時の事である。 「あら ご不浄に行かれるの?」「違うみたいよ」と私が補足すると…。 そうっと 傍によって行き「足元 大丈夫。気を付けてくださいね」と足元を見守り「また おいで下さいね」と声をかけていたのだった。
施設の中には 病の進行の軽い人もいて他の方が入るのを嫌がる人もいる。 病の行き着く先に こんな風に人を受け容れる気持ちが残される事を知り ホンワカとした気持ちにさせられたのだった。。。
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