母のタイムスリップ日記
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2005年02月26日(土) お決まりのアクション


利用者さん訪問。
利用者さんの用事や通院が重なって随分お休みしたような気がする。
直ぐいつも通りの活動に入った。
利用者さんに「3月の予定表を作ってください」と御願いしていたのでそれを再度点検なさっていらした。
「退院したらね。『どう?』と電話が入って元気よというと『顔を見に行くわ』と出かけてくるのよ。同級会も有ったり 大切な友人の誕生日会があったり…。楽しいんだけれど疲れてしまうのよ」と言われた。
「お元気になられたという事でしょうね。訪問を始めた頃は そんな元気なかったですもの…」と言うと「そうだわね。そうだわ♪」と喜ばれた。

元気になられて普通の生活を取り戻せるのは やっぱり素敵だ。

家に戻り昼食ご施設に「これから夏みかんを持ってママレードを作りたいけれど予定はどうでしょう?」と電話をし「OK」の返事を貰った。

施設に付くと母は浮かぬ顔だ。トイレ誘導で排便 排尿が出来た。
チョコチョコ片付けて ママレードの作業を始めた。

先ずは職員に作り方の行程を知らせた。。
次に夏みかんを入所者に手で持ってもらう。
「重たいなぁ〜」「「冷たいなぁ〜」「これでポコッと叩く!」
「エッ 叩いたら痛いでしょう」「どれポコッ」と自分の頭を叩いてみた。
「かなり痛いよ」と言うと「どれ」と言ってご自分を「ポコッ」痛くないよ あははは」そんな一齣の後。。。テーブルで作業に入った。
まな板の上でみかんを4分の1に切って貰い身を取り出しほぐして貰う。

この時病のまだ緩やかな方がむくれてしまった。
作業するのに 母のように指示通りに動けない方から4分の1に包丁で切って貰ったのが嫌だったのである。
おそらく自分の仕事と張り切っておられたのだと思う。
確かに その方が早いのだけれど…症状の重たい人を優先した方が良いと思ったのだった。
その方は捨てせりふを残して居室に篭られた。
作業をしているので フォローは職員にお任せした。
機嫌を直して戻った所で皮のみを細かく切って貰った。
「こういう細かな仕事はやっぱりAさんでないと…」と御願いしたら喜んで切ってくださった。
もうひとつのグループには身をほぐす作業。
ここで予定のアクションが起きた。
ほぐした身をもぐもぐと口に運び出したのである。
それもいつもなら「すっぱい」と騒ぐ筈なのに…黙ってもぐもぐ食べる。
母も同じ。ただ 他の人の作業を見て 分ける意識も生まれて…後半は時折振り分けられるようになった。
皮を切る方は ちょっと太い切り方になった。
でも それだって見えないところでフォローすればよいだけで みんな好きなように作業できればそれで良いと思った。

作業を終えて 後は煮るだけ。。。
お鍋でクツクツ煮込む。砂糖を入れる時は小皿に汁を入れて味見してみんなに貰う。
フロア中にママレードの匂いが立ち込めた。

母は 少し不満げ。と言うのも外出できないからである。
今日は 風が冷たいから 仕方ない。我慢してもらった。

しかしなぁ〜。
みかんの皮を剥けば口に運ぶって 条件反射なんだろうなぁ〜。
あんなにすっぱいのに…。

おやつ時に秋口に作ったかりんのはちみつ漬けをお湯で割って飲んで貰っていた。少し薄めだったので「甘くない」「すっぱい」といろいろいわれたけれど…。「これなぁに」で十分楽しめた。

今家でもママレードをコトコト煮ている。
ダイニングルーム中にみかんの香りが広がり動き始めた季節を感じている。




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