母のタイムスリップ日記
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今日は 家族の会である。 長い間 奥様を見守られていらした方が足を運んでくださった。 今も奥様が居られるような気がして そんな時は佛前で手を合わせられるそうである。
母をGHに御願いした後 何かポツリと空白が出来た。 自分の健康がのっぴきならない状況となり 家族の事もあり託したのだけれど…。託してよかったのかと悔いる事もあった。
それでも 母は未だ何とか元気で有る。 施設に託した空疎な思いと見送られた方の空疎感は比較になる筈もない。 まして 私の場合は親である。その方は奥様である。 心にかける思いは おのずと違うだろう。
その方と出会ったのは 7〜8年近く前であろうと思う。 奥様が自分で口紅を拭かれたのに それを指し示し「浮気しているでしょ」と追及されたりが有ったとあの頃聞かせて戴いた。 「女房には世話になったから」「苦労をかけたから」と何を言われても前向きに介護なさっていらしたので有る。 「イロウを作り高カロリー食を朝から流し ようやく終わる頃には昼の高カロリー食となるんです。女房は もう一言も喋りません。。。」と言っていたのに数ヶ月後「意味のない言葉ですけれど…喋るようになりました」「有難うと言いました」と言うお話が心に残っている。
後半で「イロウ」を作らずに出来る限り食事してあげれば良かった。年上の方でも「未だゆっくり食事している人を見てそう感じる」ともお聞きした事がある。
介護者はいつも「これで良かったかな」と思い悩む。。。
ところで今日の話題の興味を引いたのは…。 偶然にも 男性介護者の共通した事で…。 認知症となってから 奥様が認知症外の病になられた時の事である。 「おかしい」と思って医師に話すと「これは 通常の範囲の変化です。問題ありません」と言われて それでも症状が治まらなくていた時 検査数値や症状を見て 異変に気がつき対処してくださったのは 看護士さんだったと言うのである。 先ずはご家族の細かな観察があり その変化を掴めていた。 その先 医師に話しても駄目で 看護士さんに助けられたという事。。。 何処でもそうとは限らないけれど…訴え続ける事も時には必要だと再認識させて貰った。
また 有る方がデイサービスで 根気よく食事の介助をしてくれている。時に数時間も…というお話をしてくださった。 このデイサービスでは いつも介護を受ける人の立場で介護して下さるという事で家族の間では評判が高いところである。 が 今日足を運んでくださったケアマネさんは 何処のデイサービスなのか把握していなかった。勿論役所の保健婦さんも…。 ベテランのケアマネさんである。 これには 驚いた。 おそらく 評判の高いデイサービスから離れた所に事業所が有るので 家族の声も届いていなかっただろう。 役所主催の家族会では 他の事業所さんも居られるので こういった事は話題に出来なかった。 時に「ちょっと 評判悪いよ」と言える時代もあったが 今は少し変化してきていて言い出しにくいのである。 ちょっと 残念だ。 ベテランのケアマネさんでも こういった事は有るのだなぁ〜と思った。
「ん?」と思ったのは 役所の保健婦さんが 会に来て眠そうにしてた。 家族のお話を聞きながら目が半開き…。 「会に行っていいですか?」と自ら出向いていらしたのに…。 この方 役所主催の会でも時折そうなのだ。。。 未だ介護に関る年齢でもなさそうで…仕方がないのかも知れないけれど…。 それに 役所の所轄では ないけれど…。
役所主催の会に家族が定着しなくて…苦慮してるのだが…。 その保健士さんが会が終わっての帰り際「はなさん お見事です」と言われた。褒め言葉なのだろうけれど…ちょっとカチンときた。
私が見事なのではない。悩みを抱える方が主体性を持って望んで下さるからで 更に 家族は それを我が事と受け止め考えを述べてくださるから成り立っているのである。 少なくとも皆さん聞き流す姿勢はないから…。 それだけ 家族の悩みは深刻と言う事なのに…。
以前の保健所の会は こうではなかったのに…。何処から違ってきたのだろう。。。参加事業所は変わりないけれど…メンバーが変わりつつある。 この辺りに原因がありそうな気がするのだが…。 どんな言葉で伝えれば良いのか…悩む所である。
そうだ…示された情報で間違っていた事も有ったのだ。 これも次回の役所の家族会で伝えなければならない…。 昨春赴任した保健婦さんなので 仕方ないのかな? 此処で苦情を言うよりも 住民のニーズを上手に引き上げて貰える様にしなくちゃなんだなぁ〜。
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