母のタイムスリップ日記
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一昨日の晩 深夜にファクシミリがあった。 友人に朝 ファクシミリを送信し その返事だった。 「未だ入院の準備が完了しない」とあった。 それから 2.3度ファクシミリ交換。 寝入るのが早い彼女と深夜のファクシミリなんて考えても見なかった。
利用者さんを訪問すると お留守だった。 2度チャイムを鳴らしたが反応がない。車庫を覘くと車がなかった。雨戸はあいている。急用でお出かけだろうと思いメモをポストに入れて家に戻った。 それでも やっぱりひょっとして…と思い 電話を入れる。 留守番電話が作動した。やっぱりお出かけだな。 でも戻られたら…と思いファクシミリを送信。 暫くしても反応がないので 一応 事業所に連絡を入れておいた。
少しして事業所から連絡が入った。 「歯科通院だそうです。ご主人がお買い物から戻られていらしたので その旨報告しておきました」 何事もなくて良かったと思う。
午後 母の通院。 施設に着くと丁度お風呂から上がってきた母とばったり。 タイミングが良い。
それから通院。 施設を出る時「外に行くんだね」と言いとても喜んでいた。 娘の車に乗り込む。母はとても機嫌がよくアルフのぬいぐるみとしきりに話していた。最近 車の中でぬいぐるみと話す事がなかったので 娘と「今日はとっても調子が良いね」と話した。
待合室で待っている時 医療のポスターを読んでいたが…。 高脂血症 心筋梗塞などの漢字が読めなくていた。 次々に読んでいくのだが…漢字でひっかかり 飛ばし読みをするので何処を読んでいるかと クイズをしているような錯覚に陥る。 しかし これは遊びではなく 母の現実で有る。 通院先の診察室に入るときは「怖い事ないよね」と気にしていた。
「血圧が高め…薬を変える」と医師は言った。 「文字が読めなくなりましたよ」と医師に話している間も外の看板の文字を読んでいる。アルファベットなら読めるので…丹念に読んでいた。 それをみた医師は「偉いぞ」と母の頭を撫でた。
「もう 診察終わったよ」と言うと「早いね」と母。 「じゃ もう一回みようか?」と医師。 「うんそうだね」と母。 「じゃ この次に…」と診察室をでた。 母自身 どれ程 今のやり取りを把握しているだろう。。。
帰りの車に乗った時 ひやっとする出来事が起きた。 動き始めた車のドアを母が開けたのである。幸いドアは全開しなかったし スピードも出ていないので良かったけれど 道路には出ていた。。。 後続車がなく車を止めてドアを閉めなおしロックした。
十分注意しているのだけれど…ちょっとした油断があった。 何事も起きなくてほんとに良かったと娘と二人胸をなでおろした。
帰路はファミレスでおやつ。 隣に座った1歳半くらい?の赤ちゃんに遊んでもらった。 とても愛想の良い子で 可愛い笑顔を母に向けてくれ 母が手を振るとそれに応えて手を振り返してくれる。私たちがいる間中 愛想を振りまいてくれて…母の笑顔は輝いていた。 おそらく この子の親たちは 子供の声や仕草に何時も何時もきちんと喜びを持って 対応なさって居られるのだろう…。親と子供の一体感を感じた。 虐待などの話しも多い昨今 心が緩む風景だった。
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