母のタイムスリップ日記
DiaryINDEXpastwill


2004年12月01日(水) 返せなかった言葉…


 あ〜もう師走かぁ〜。。。。
何だか言い訳の多い月になりそうだ。終わりよければ全て良しと言うから今月は頑張ろう。。。

利用者さん訪問
今日はサッシ戸の掃除を頼まれた。
「活動後役所に出向く予定があるので時間通りに終わりたい」と伝えた。
掃除をするに当たり「スチームクリーナー」を使った方が良いかと聞かれた。家にも有る事はご存知なのでそちらの方が楽に綺麗になるのでは…という配慮だった。でも器具を出すのも少し時間がかかるので「手作業させてください」と御願いした。
お掃除の仕方など習った事もなく 家でやるようにやっていたらいたく感動されてしまった。我が家のサッシ戸は放りだして有るので綺麗ではないけれど 掃除をするとなったらサッシ枠もレールも溝もブラシをかけながら磨く。その手順でやっただけなのに…。
時間が来て 作業の続きは次回にという事になった。

家に戻って役所に向かった。
役所で 少し話しこみ家に戻った。

それから母の所に向かった。
母は「なんだい今頃…」と言われた。きっと今起きてきたと思ったのだろう。そう私はここに住んでいるという感覚なのである。
「へへへ」と笑って居室に入った。
あれこれ片付けて折紙で作った葉を壁からはがしておでことホッペとあごに貼り付けた。母がケラケラ笑ったのでついでにホールにいる人に挨拶に出た。入所者からも笑われた。職員に見つかりクスッと笑われてしまった。
母にはトマトと林檎を食べてもらった。昨日の様子から便秘気味と思ったからだ。
食べ終えてから外にお散歩に出た。
これもいつも通りである。母の足取りも軽く調子良かった。
母の興味は行き交う人の姿だったり水鳥だったり。。。
言葉に出すのは 人の姿が見えると遠くでも挨拶する。
知らない人にも…だ。今日も訝しがられた。私は苦笑いしながら御辞儀を返した。危ないと思ったときには「知っている人?」と先に聞く。
すると「知らない人」と母は言う。
そこまで言うと挨拶は避けられる。何処かで分っているんだよね。

散歩を終えて施設近くに戻った時母が何か言った・「…たくない」と。
「エッ!」と聞き返すと散歩の終えた風景を見ながら「歩いた事忘れたくない」とはっきりと言った。
そんなに大切な言葉に 驚いてしまって言葉を返せなかった。
こういう瞬間にうまく対応出来ない。。。


はな |MAILHomePage

My追加