母のタイムスリップ日記
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利用者さん訪問 訪問するとご家族の様子やご自分のお話をしてくださった。 孫さんの結婚式 そしてご家族の連れ合いさんのお父様が危篤状態となっている事…。 今は結婚式とお葬式が重ならないように仏前でお願いしている…そんなお話を伺った。
お話を伺いながら「自分の事を考えて そういう危機は自分の生きてきた道ではなかったなぁ〜。無事に来たんだなぁ〜」と感謝の念が湧いた。
「お天気の崩れる前に お散歩しておきたい」と希望なさったのでお散歩に同行させて頂く。 お散歩しながら デイでとても手先の器用な方が居られるお話をなさった。 初めの頃は 自分の出来ない事をいとも簡単になさるので自分が出来ないという事が恥ずかしいと感じたそうだ。 でも 皆さんのお話を伺っていると皆さんそうで できる人が稀だという事に気が付き 気持ちが楽になった。今では 器用な手の動きに感心してお見事と思い 見ていることが楽しみとなったという事だった。 器用な方は「簡単よ」と言われていたそうで有るが「簡単だと気軽に言わない方がいいんだね」ともいってくれたそうで有る。 みんなそれぞれできる事が違う。それを認め合っていけるデイになったのだろう。素敵なお話を聞かせて戴いた。 おそらく 自分の将来にもこういう場面になる事は見える。 そんな時 この事を思い出せるように…としっかり頭に留めた。 お買い物を済ませて 今日の活動は終了した。
行きも帰りも 歩いた。
家に戻った。 午後は介護者ネットワークの会が有るので「生協の配達立ち会えないかも…」と配達のお兄ちゃんに伝えていたらいつもより15分早く来てくれ無事荷物を受け取れた。「間に合ってよかった」と喜んでいらした。 配達のお兄ちゃんは11月から変わった。 以前のお兄ちゃんはマイペースでこちらに合わせてくれる事はなくて 外出の日は注文を控える事が多かったので臨機応変に対応してくださるとこちらも嬉しい。
荷物を受け取って 直ぐ駅まで走った。 電車にも無事乗れた。 地下鉄に乗り換えて…最寄駅に着き ホームからエスカレーターを使わずに階段を駆け上った。 これがとっても長い階段である。無事地上に出たときには足が上がらなくなる程だった。時折 こんな事を試して見たくなる。 ちなみに 帰路も同じ事にチャレンジした。
介護者ネットワークでは 様々な課題が出た。 それぞれの会の方が自分の事ばかりでなく外に向けての繋がりを持ち始めているようだった。介護者の情報発信は 確実に広がりを見せ始めている。 また 痴呆の理解と言う所でも随分様変わりを始めた。 以前紹介した痴呆者本人からのお話を受け ビデオを恐る恐る見せた会があった。介護者が困難な状況で文句いっぱいな人の反発が有るのでは…と思ったそうで有る。でも皆さん前向きに捉えてくださったと言うお話だった。 私の住む町の家族の会でもお姑さんや舅さんの介護で辛さいっぱいの方が居られる。でも「判らなくて困っているのは 痴呆者も介護者も同じ」というお話をしてくださった方が数名いらした。その言葉をしっかり受け止めてくださった。やはりじわじわと痴呆者への家族の理解が広がり始めていると感じる。 「若年痴呆の人から 直接お話を聞く機会が出来ないか?」と会の代表の干場さんに伺ったら「今は未だ無理」と言うお話だった。 マスコミも追いかけていて どうしたものかと考慮中だという事だった。 マスコミも痴呆者のお話が大切と動き始めているようである。 介護の周辺は こんな風に変化している。
ただ 家族の困難も充分理解をしながらである。
会の後もいろいろ個別の情報や意見交換をした。 医師も立ち会っている。
夕方から ご近所さんと酉の市に出かけてみようと誘われていた。 時計と睨めっこしながら電車に飛び乗った。 家に着いたのは 約束の時間の15分前。 ちょこっとお腹に詰め込んで 約束の場所へ。
足が痛んで整形通いの方なので「バス利用かな?」と思っていたら「歩くよ」と言われもう1人の人とびっくり。 足もとても軽やかで更にびっくり。 大きく移動する所は電車を使ったが 往復歩いた。 酉の市では 掛声や売買成立の手拍子でとても賑やかだった。 特に神社仏閣を信心してる訳ではない。でも醸し出される雰囲気が好きである。夜店も覘きながら…歩いてきた。
今日は ほんとに随分歩いた。 これだけ歩けば 成人病も寄って来ないだろう。。。
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